白シャツやコンバースに。「スミルナステッチ」でふわもこ質感をプラスしよう

シンプルなシャツやスニーカーも、自分で刺繍を入れるとオリジナルのアイテムに変身する。これからの季節にモチーフにしたいのは、ふわふわもこもこした、かわいい動物たちだ。

2023年11月14日『スミルナステッチでつくる ふわもこ動物刺繍』（誠文堂新光社）が発売される。

本書では、スミルナステッチ（ターキーノットステッチ）の技法で、刺繍なのにふわふわもこもこした作品に仕上がる方法を紹介する。

上の画像のように、スミルナステッチならリアルなトラの模様やもこもこした毛並みを再現できる。

糸でループを作って刺し進めていくのだが、ループをそのまま活かしても良いし、カットすればボリューム感を演出できる。

シンリンオオカミ、オランウータン、ダチョウ、マヌルネコなどの野生動物を中心に、40図案を掲載。

帽子やコンバースに刺繍するのもおしゃれだ。

キツネ、ヤギ、リスなどの動物を生き生きと表現する刺繍作家、junoさんならではの緻密で愛らしいデザインが、創作意欲をかきたてる。

「スミルナステッチ」で、チクチクと無心に針を刺す豊かな時間を過ごしてみては。

■junoさんプロフィール
ゆの／刺繍作家。心揺さぶられる美しいもの、ときめくものを刺繍した洋服や小物を制作。ショップでの委託販売や作品の展示を中心に活動中。著書に『junoの刺繍ノート 刺繍で描く植物と動物と物語』（グラフィック社）、『やぎさんのさんぽ』『どこどこ？ ねどこ』（ともに福音館書店）がある。