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【埼玉会館】彩の国さいたま寄席 四季彩亭「桂雀々と若手落語家競演会」に行ってきました!

  • 2023.11.2
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浦和の埼玉会館で10/21(土)に開催された、彩の国さいたま寄席~四季彩亭「桂雀々と若手落語家競演会」に行ってきました!

彩の国さいたま寄席は、通常は「彩の国さいたま芸術劇場」で行われていますが、劇場改修工事期間中(2022年10月~2024年2月)は「埼玉会館(小ホール)」での開催となっています。

埼玉会館ホール入口
出典:リビング埼玉Web
看板
出典:リビング埼玉Web

そもそも落語とは?

ほぼほぼ寄席初心者の私なので、落語について簡単に調べてみました。

落語は、元々は「落とし噺(ばなし)」と呼ばれ、その名の通り「落ち」がつくことをひとつの特徴としてきた日本の伝統的な話芸の一種。能や歌舞伎など、他の日本の伝統芸能と違い、噺家さんが一人で何役もを、巧みな話術と身振り手振りで演じ分けるのが特徴です。 江戸時代に大衆娯楽として成立し、寄席での落語・演芸が盛んに行われるようになりました。

初心者でも楽しめる、親しみやすいエンターテインメント

会場に着くと、開演の少し前からお囃子の音が聞こえてきて、間もなく開演時間となりました。

開口一番、柳亭市助さんの演目は古典落語「転失気(てんしき)」。和尚さんが知ったかぶりをして恥をかいてしまうという笑い話で、場を和ませてくれます。その後も、期待の新鋭・春風亭昇咲さん、若手実力派・林家はな平さん、古典落語の王道を行く春風亭柳枝さん、三遊亭一門会のホープ・三遊亭萬橘さん、といった面々が、巧みなまくら(本題に入る前に話される、短い小話)で会場を巻き込みながら、様々な新作落語や古典落語で会場を笑いと拍手の渦に包みこみます。

出典:リビング埼玉Web

桂雀々さん。当日の様子

トリは「上方落語の爆笑王」の異名を持つゲスト出演の桂雀々さん。拍子木の小気味の良い音と大阪弁が、江戸(東京)の落語とはまた一味違って新鮮です。「代書屋」という演目で、ある日代書屋さんに履歴書を代書してほしいという男が訪ねてくるのですが、とにかく話が頓珍漢で代書が一向に進まず...といった具合で、代書屋と男の掛け合いに会場は大爆笑でした!

噺家さん方の巧みな話術に終始惹き込まれ、話や落ち(サゲ)もわかり易く、初心者の私でも肩の力を抜いて楽しむことができました。気付いたら、あっという間の2時間半!涙を流して笑ってしまうくらい、面白かったです。

彩の国さいたま寄席 四季彩亭 桂雀々と若手落語家競演会 【出演】桂雀々、三遊亭萬橘、春風亭柳枝、林家はな平、春風亭昇咲

次回公演情報

次回の彩の国さいたま寄席 四季彩亭は2024年3月3日(日)14時開演「令和4年度彩の国落語大賞受賞者の会」です。 23回目となる令和4年度彩の国落語大賞を受賞した三遊亭わん丈さん、特別賞の玉川太福さん、ゲストに平成13年度の大賞に輝いた柳家喬太郎さん、という豪華絢爛な高座が予定されています。

次回公演
出典:リビング埼玉Web

気になった方は、ぜひ公式HPをチェックしてみてください!

彩の国さいたま寄席~四季彩亭 埼玉県芸術文化振興財団公式HP https://www.saf.or.jp/

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