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「もしかして」不審者の車に乗る寸前、園児が思い出したこと|子どものころの誘拐未遂

  • 2023.11.1

「車に乗せてくれる」という不審者の誘惑を、魅力的に感じてしまった、幼少期のふくふく*白血病ママ(@fukufuku_diary)さんによるエピソードです。一瞬、車に乗ろうとしてしたふくふくさんですが、乗る寸前で、幼稚園で習ったあることを思い出し立ち止まることに。ふくふくさんが思い出したあることととは一体?『子どものころ誘拐されかけた話』第6話をごらんください。

ふくふくさんは幼稚園児のころ、祖父にお迎えに来てもらうことがしばしばあったそうです。普段は帰り道にある駄菓子屋によるのですが、この日に限って祖父は駄菓子屋に寄りませんでした。駄菓子屋に寄りたいふくふくさんは駄々をこねますが、祖父は「もう知らないよ」と1人で帰路を進みます。祖父に置いて行かれ、ふくふくさんは帰り道を1人に歩いて行くことになりました。

そこへ、子どもが1人になることを狙ったかのように不審者が現れます。

「車で送ってあげる」という不審者の甘い誘惑に、ふくふくさんはどうしたのでしょうか?

知らないおじさんの車に乗ってしまおうかな…?

一瞬、祖父のことが頭に浮かんだものの「おじいちゃんは大人だから歩いて帰ればいっか」と考え、車に乗ることに。犯人の思うがままに、ことが進んでしまいます…。しかし車に向かって歩き出したところで、足を止めたふくふくさん。間一髪のところで、幼稚園で教わった防犯訓練での指導を思い出しました。

その後、ふくふくさんは乗車を拒否し、ことなきを得ることができました。幼稚園での防犯教育があって本当に良かったですね。

子どもを犯罪から守るために

この作品は著者さんの子どものころのお話ですので、今より幼い子どもが1人で歩くこともめずらしくなかったころのお話です。

しかし、今も昔も変わらないのは、子どもを狙う犯罪者は子どもが1人になることを狙っているということ。『子どものころ誘拐されかけた話』でもふくふくさんが1人になったタイミングを狙って不審者がふくふくさんに近づきます。

ふくふくさんは幼稚園で学んだ防犯対策である「声を出す」を何とか実行し、連れ去りから逃れられましたが、とっさのときに大声を出すことは簡単なことではないでしょう。

「い・か・の・お・す・し」など、防犯のための情報を普段から伝えたり、親子で一緒に防犯訓練をしたりして、子どもを犯罪から守っていきたいですね。

『子どものころ誘拐されかけた話』は子どもにどんなことを伝えればよいのか、また不審者が狙っている隙はどこなのかを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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