みんな設定した方がいい。【iPhone】で“万が一”に備えよう。

iOS 8以降を搭載したiPhoneには「メディカルID」という、登録しておくと緊急時に役立つ機能があります。意識を失った状態で救急車で搬送された際でも医療従事者へ持病やアレルギーなどの情報の提供ができたり、緊急連絡先に登録している家族へすぐに連絡することができます。

万が一に備えて、この機会に登録することをおすすめします！

「メディカルID」ってなに？

メディカルIDとはiPhoneの「ヘルスケア」に入っている機能のひとつで、ユーザーの持病やアレルギーの有無、服用している薬を記録しておけるツールです。また緊急連絡先に家族を登録しておくと、緊急SOSを起動した際に自動で現在地とSOSからの経過時間を発信してくれます。
登録しておけば自分だけでなく、家族の一大事を見守ることができて安心ですよ。

［メディカルIDに登録できる情報］
・名前
・写真
・生年月日
・身長
・体重
・血液型
・病気/けがについて
・アレルギーと反応
・使用中の薬
・医療メモ（医師に伝えておきたいこと）
・臓器提供の意思
・優先する言語
・緊急連絡先

メディカルIDを設定する

それではさっそく、メディカルIDの設定方法をご紹介します。

［メディカルIDを設定する方法］
1.［ヘルスケア］を開く

2.メディカルIDの設定の「はじめよう」をタップ

3.メディカルIDに「生年月日」「身長」「体重」「血液型」「臓器提供の意思」「病気/ケガ」「医療メモ」「アレルギーと反応」「使用中の薬」を入力

4.「緊急連絡先」をタップして家族の連絡先を選択

5.「ロック中に表示」をオンにする

6.右上の「完了」をタップ

緊急連絡先を設定すると、ロック画面でもメディカルIDに登録した緊急連絡先へ電話をかけることができます。

できるだけ詳細を記載しておこう

今回はiPhoneのメディカルIDについてご紹介しました。有事に役に立たないのでは意味がないので、登録する場合はすべての項目をできるかぎり入力しましょう。ただし、メディカルIDはロック画面でも他人に見られてしまう可能性があります。紛失だけは十分注意してください！

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ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。