頭の回転が速い人は、とっさに気の利いた事が言えるなど、人付き合いや仕事の場面でも重宝されやすいでしょう。一方、頭の回転が速くない人は、不器用な印象を与えてしまうこともあるかもしれません。では、あなたはどれくらい頭の回転が速い人でしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.重箱
2.本
3.積み木
4.格闘技のリング
1.重箱に見えた人は「やや頭の回転が速い人」
図形が重箱に見えた人は、やや頭の回転が速い人かもしれません。相手の言わんとする事をスムーズに理解する事が得意なのではないでしょうか。また、物事の一手二手先を読んで行動する事もたやすいでしょう。
このタイプの人は、雑多な情報の処理に長けた人かもしれません。ゆえに、物事の要点を掴む事が得意なのではないでしょうか。視覚や聴覚から入る情報を上手く統合して、必要なポイントを押さえる事ができるのでしょう。
私たちが日々目や耳にする情報は雑多で、膨大なものです。そのため、それらを適切に重みづけして、大切な情報とそうでない情報を整理して取り入れる事が必要になります。あなたの場合、そうした情報処理の上手さが頭の回転の速さに繋がっているのではないでしょうか。
2.本に見えた人は「あまり頭の回転が速くない人」
図形が本に見えた人は、あまり頭の回転が速くない人かもしれません。話を聞いていても、相手の言わんとする事がいまいち掴みにくく感じる事も多いのではないでしょうか。また、物事の一手二手先を読んで行動する事もあまり得意ではないでしょう。
このタイプの人は、雑多な情報の処理が苦手な人かもしれません。日々、目や耳にする膨大な情報の、どれが大切でどれが大切でないかの順位付けがあまり上手くいっていないのではないでしょうか。
あなたの場合、大切な情報も、そうでない情報も同じ熱量で処理しようとしているのではないでしょうか。そのため、人の話の要点が掴みにくかったり、効率よく物事を進められなかったりするのかもしれません。物事の優先順位を意識して生活してみるとよさそうです。
3.積み木に見えた人は「頭の回転が速くない人」
図形が積み木に見えた人は、頭の回転が速くない人かもしれません。話を聞いていても、相手の言わんとする事が掴みにくく感じる事が多いのではないでしょうか。また、物事の一手二手先を読んで行動する事も苦手に感じやすいでしょう。
このタイプの人は、答えが一つではない問いについて、深く考える事を苦手に感じている人かもしれません。曖昧な情報や膨大な情報を前にすると、圧倒され、思考が停止しがちなのではないでしょうか。
あなたの場合、深く考える事の苦手さゆえ、とっさに臨機応変な対応を取りにくいのかもしれません。問題に直面したときは、慣れ親しんだいくつかの行動パターンを使い回して対応しているのではないでしょうか。行動パターンのバリエーションを増やしていけるとよいかもしれません。
4.格闘技のリングに見えた人は「頭の回転が速い人」
図形が格闘技のリングに見えた人は、頭の回転が速い人かもしれません。皆まで言わなくとも、相手の考えが手に取るようにわかったり、物事の一手二手先を読んで行動する事が得意なのではないでしょうか。
このタイプの人は、思考が豊かで頭の回転が速すぎるがゆえに、弊害も生じているタイプかもしれません。例えば、相手の質問の意図を読みすぎて、逆にずれた回答になってしまったり、相手の考えを邪推して疲れてしまう事もあるかもしれません。
頭の回転の速さはあなたの強みですが、周囲の思考スピードと足並みを揃えていく事もコミュニケーションにおいては大切かもしれません。何か質問された際は、先回りして答えたくなる気持ちをぐっとこらえて、聞かれた事に素直に答えるよう意識してみましょう。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!