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日本で一番多く売れた【伝説のアルバム】は何?→当時15歳でデビューしたアーティスト

  • 2024.7.30
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写真:PIXTA

日本の音楽史を振り返ると、数え切れないほどのアーティストが日本の音楽シーンを彩ってきました。そんなアーティストたちが残してきた名曲の数々。みなさんにも、お気に入りのアルバムや思い出に残る楽曲があることでしょう。そんな中でも、"日本で最も売れたアルバム"とは一体何でしょうか?

3つのヒントを参考に予想してみてください。

・1999年にリリース

・アーティストは当時15歳の若さでデビュー

・女性シンガーソングライター

もうお分かりですか?
そうです、日本で一番売れたアルバムは、宇多田ヒカルさんが全曲の作詞作曲を手がけた『First Love』でした!
このアルバムはリリースされるやいなや、日本中で大ヒットを記録し、累計売上枚数は驚異の990万枚超え。宇多田ヒカルさんの1stアルバムであり、音楽キャリアの華々しいスタートを飾った伝説のアルバムです。

『First Love』の魅力

デビューアルバム『First Love』は社会現象を巻き起こし、第41回日本レコード大賞においてアルバム大賞を受賞。宇多田ヒカルさんの才能が広く認められ、日本の音楽業界において確固たる地位を築くきっかけになりました。アルバムには『Automatic』やアルバムのタイトル曲『First Love』など、今でも多くの人に愛されている曲が収められています。

また、『First Love』の影響力は、音楽界だけにとどまりません。2022年には、『First Love』の楽曲をもとに制作されたNetflix限定配信のドラマ『First Love 初恋』がリリースされ、大きな話題となりました。


1999年のリリースから今日に至るまで、その魅力は色あせることなく、多くの音楽ファンに愛され続けています。

世を驚かせる楽曲の制作を手掛けた天才少女

宇多田ヒカルさんが『First Love』をリリースしたのは16歳のとき。その若さですでに自分の音楽スタイルを確立しており、成熟した感性で曲を書き上げていました。酸いも甘いも知り尽くしたような歌詞に、世間からは「少女が書いた歌詞だとは思えない」という声が続出。

なぜ宇多田ヒカルさんは10代のうちに、そのような歌詞が書けたのか。"才能"といってしまえば、そうなのかもしれません。しかし、その由縁を考えてみると、育ってきた環境が浮かびあがってきます。音楽プロデューサーである父歌手であるの母の間に生まれ、幼少期はニューヨークで育ったという。もしかすると、音楽に囲まれながら異国の地で培った感性と経験が大人びた感性を持たせたのかもしれません。

まとめ

天才少女の感性と才能が詰まったアルバム『First Love』。
20年以上の時を経てもなお、色褪せるどころか色濃くなる不朽のアルバムです。これからも世代を超えて愛され、多くの人々の心に響き続けていくことでしょう。


※記事内は執筆時点の情報です
※PIXTAはイメージ画像です