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大人が意外とわからない「25の1/2乗」の答えは?→知ってたら秒で解ける

  • 2024.1.30
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数学の世界では、時に直感に反するような計算が登場します。

特に、分数を指数として用いる場合は、計算に少しの工夫が必要になります。

今回は、そんな数学の面白さを感じられる計算に挑戦してみましょう。

問題

25の1/2乗はいくつでしょうか?

この問題では、分数を指数として使うことで、どのように計算するかを考えます。

一見すると複雑に思えるかもしれませんが、基本的な数学の原理を理解していれば、簡単に解くことができます。

答えはわかりましたか?

 

正解は「5」です!

解説

この問題の正しい答えは「5」です。
では、どのようにしてこの答えにたどり着くのか、その手順を見ていきましょう。

 

指数法則によると、ある数の1/2乗はその数のルートと同じです。
したがって、「25の1/2乗」は次のように計算できます。

25の1/2乗=√25

 √25は5に等しいので、25の1/2乗も5になります。
なぜなら、5を2回かける(5×5)と25になるからです。

 したがって、25の1/2乗の答えは「5」です。

 

では、なぜ「1/2乗とルートは同じ」なのかを確認してみましょう。

指数法則により、a^m×a^n=a^(m+n) が成り立ちます。

このとき、m=1/2 ,n=1/2 とすると、

a^1/2×a^1/2
=a^(1/2+1/2)
=a^1

つまり、「a^1/2」を2回かけるとaになります。

同じものを2回掛ける(2乗する)と、aになったわけなので、a^1/2=√aということになります。

まとめ

今回の問題を通じて、分数を指数として使う計算方法をご紹介しました。

このような計算は、数学的思考を深めるのに役立ち、より複雑な数学的問題を解くための基礎となります。

日常生活ではあまり使われないかもしれませんが、数学の面白さを感じるためには、このような計算を理解することが重要です。


監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。