セールや割引は日常の買い物において嬉しいものですが、割引価格から元の価格を逆算するのは意外と難しいものです。
特に「◯%引き」の計算は、直感的に理解しにくい部分ではないでしょうか。
そこで今回は定価を求める問題に挑戦です。
この問題を解くことで、割引計算の基本を理解し、日常生活での応用力を高めてみましょう。
問題
ある商品が25%引きで1500円で販売されています。この商品の定価はいくらでしょうか?
この問題では、割引後の価格から元の価格を求める計算能力が試されます。
割引計算は日常生活でも使われるので、この機会にしっかりと理解しておきましょう。
正解はわかりましたか?
答えは「2,000円」です!
解説
この問題の正しい答えは「2,000円」です。
では、なぜこのような答えになるのか、その理由を見ていきましょう。
まず、25%引きとは、元の価格の75%(100% - 25%)で販売されていることを意味します。
したがって、1,500円は元の価格の75%に相当するということです。
この関係を式で表すと、元の価格をx円としたとき、 0.75x = 1,500
この方程式を解くためには、両辺を0.75で割ります。
x = 1,500 ÷ 0.75 = 2,000
したがって、元の価格、つまり定価は2,000円となります。
まとめ
今回の問題を通じて、割引計算の基本原則を理解しました。
割引価格から元の価格を求めるには、割引率を適切に理解し、逆算する必要があります。
このような計算スキルは、セール時の買い物だけでなく、日常生活の様々な場面で役立ちます。
※解き方は複数ある場合がございます
監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」