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ええ、わからないぞ…。「凡そ」はなんと読む?【難読漢字クイズ】

  • 2024.1.1
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「凡そ」という漢字をみたことはありますか?

この言葉は、日常会話ではあまり使われないかもしれませんが、
ビジネスシーンではしばしば見かけることがあります。

今回は「凡そ」の読み方や意味をご紹介します。

「凡そ」の読み方

「凡」という漢字は正解の読み方以外にも
【ボン・ハン・すべ(て)・なみ】という読み方があります。

では「凡そ」はなんと読むでしょうか?

 

正解は「およそ」です!

「おおよそ」という場合もありますが、これは音の違いで、意味はほぼ同じです。

「凡そ」の意味

「凡そ」を辞書で調べてみると、下記の通りです。

[名・形動]
1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。
2 いいかげんなさま。ぞんざいなさま。
[副]
1 大まかに言って。だいたい。約。
2 そもそも。総じて。一般に。話を切りだすときに用いる。
3 (否定的な表現を伴って用いる)全く。全然。

出典:goo辞書

「凡そ」は、数や状況を正確に特定するのではなく、大まかな概算や近似を表す際に使用される表現です。

「凡そ」の意味

  • おおよそ:ほぼ正確な数値や状況を指すが、細かい部分までは言及しない。
  • だいたい:ある事象や数量について、完全な正確さはないが、大体の範囲や程度を示す。
  • ほぼ:ほとんど同じという意味で、完全ではないが、非常に近い状態や数値を指す。


「凡そ」の使い方

  • 「凡そ100人の参加者がいた」:参加者の正確な数は100人ではないかもしれないが、100人に非常に近いことを示す。
  • 「凡そ10分で到着する」:正確に10分というわけではなく、10分前後で到着することを意味する。
  • 「凡そ同じ意見だった」:全員の意見が完全に一致しているわけではないが、大体似たような意見であったことを示す。

また「凡そ」は、「全く」「全然」など否定的な文脈で使われることもあります。

例えば、「これは凡そ役立たない本だ」という文では、「全く役に立たない」という強い否定の意味を持ちます。

「凡そ」と似た意味の言葉

「凡そ」と似た意味を持つ言葉をご紹介します。

概ね(おおむね):全体の大方が同じ傾向や状態にあることを表す際に用いられます。
例:「会議の内容にはおおむね同意見だった」

まとめ

いかがでしたか?

「凡そ」は「およそ」でした!

似た意味の言葉は他にもたくさんあるので、使い分けられるようになりましょう!