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ええ、読めないぞ…。「皸」はなんと読む?【冬】にまつわる難読漢字クイズ

  • 2023.12.4
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「皸」という漢字を見たことはありますか?

この漢字は冬の寒い時期に起こる、あるトラブルを表しています。

今回は「皸」の読み方や由来をご紹介します。

「皸」の読み方

「皸」は漢字一文字で、寒く乾燥する時期に多くの人が悩まされる、ある状態を表します。

漢字のつくりを見ると、「軍」と「皮」という文字でできていますね。

このことから「皮膚に関するトラブル」とイメージできるのではないでしょうか。

さて、読み方はわかりましたか?

 

正解は「あかぎれ」です!

「皸」とは?

「皸」を辞書で調べてみると、下記の通りです。

冬、寒さなどのため手足の皮膚が乾燥して裂ける状態。あかがり。「—が切れる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)、コトバンク

「皸(あかぎれ)」とは、冬の寒い季節や乾燥した環境において、皮膚が乾燥し、細かい亀裂が入る状況を指します。

これはおもに手指や足指、かかとなど、露出が多く乾燥しやすい部分に発生します。

皮膚の赤みやかゆみ、痛みが伴うこともありますが、亀裂が深い場合は出血することもあり、日常生活に支障をきたすほど悪化してしまう場合も。

「皸」の由来

「皸」は、古くは「あかかり」や「あかがり」と呼ばれており、これが時を経て「あかぎれ」に変化したことが語源とされています。

「あかがり」の「あ」は「足」を、「かがり(かかり)」は「かかる」(ひびが入る)という意味の連用形です。

漢字の由来は、中国でこのような症状が「皸」という文字で表現されることから来ています。

まとめ

いかがでしたか?

「皸」の読み方は「あかぎれ」でした!

「皸」は、冬の乾燥した環境や寒さが原因で生じる肌のトラブルを表す漢字です。

冬にまつわる難読漢字は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!