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大人が意外と間違える算数「4+4÷4+4×4‐4」→20じゃないよ!

  • 2024.1.14
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現代社会では、電卓やスマートフォンで手軽に計算できるため、基本的な算数のルールを忘れがちです。

しかし、これらのデバイスに完全に頼ってしまうと、意外な落とし穴にはまることがあります。

今回は、四則計算の基本ルールを理解しているかを試すのにぴったりな問題です。

さて、あなたは正しい答えを導けるでしょうか?

問題

次の計算をしなさい。
4+4÷4+4×4‐4

計算の順序に注意しながら、正しい答えを見つけてみましょう。

「20」は不正解ですよ!

答えはわかりましたか?

 

正解は「17」です!

解説

なぜ「17」が正解なのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

四則計算のルールに従うと、掛け算と割り算は足し算や引き算よりも先に計算する必要があります。

この問題では、まず4÷4と4×4を計算します。

4÷4=1
4×4=16

次に、これらの結果を元の式に代入して計算します。

4+1+16-4

これを計算すると、

4+1=5
5+16=21
21-4=17

したがって、正しい答えは「17」です。

今回の計算をひとつにまとめると、次のようになります。
4+4÷4+4×4‐4
=4+1+16-4
=5+16-4
=21-4
=17

四則計算のルールに従わずに、前から計算してしまうと間違えてしまいます。

まとめ

この問題を通じて、四則計算の基本ルールを再確認することができました。

多くの電卓やスマートフォンが計算の順序を自動で考慮してくれるようになりましたが、正しい計算の仕方を理解しておく必要があります。

この問題を機に、基本的な計算のルールを復習してみてはいかがでしょうか。


文・監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。