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「一番好きな大河ドラマ」TOP3! 第3位「龍馬伝」第2位「新撰組!」との接戦を勝ち抜いた第1位は?

  • 2024.1.21
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出典:PIXTA

1963年に放送が始まり、現在放送されている『光る君へ』で63作目となった「NHK大河ドラマ」。その注目度は高く、根強い人気を誇ります。1年を通して週ごとに放送される番組を、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

影響は観光業にも及びます。2023年に放送された『どうする家康』では、岡崎市(愛知県)、浜松市(静岡県)、静岡市(静岡県)の3ヶ所にドラマ館が設置されたり、『大河ドラマ「どうする家康」東海プレミアリレー』が執り行われたりと、盛り上がりを見せました。主演を務めた松本潤さんの人気もあり、2023年1月に行われた『大河ドラマ「どうする家康」東海プレミアリレー』はかなりの高倍率だったようですよ。

このように国民の注目を度々集めている大河ドラマですが、どれも名作ばかりで、ひとつだけお気に入りを選ぶとなると悩ましいことでしょう。そこで今回は「一番好きな大河ドラマ」をテーマにアンケートを実施。名作が連なる激戦の中、TOP3に輝いた作品を大公開します。ぜひチェックしてくださいね!

【第3位】『龍馬伝』(35票)

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出典:PIXTA

第3位にランクインしたのは、2010年放送の『龍馬伝』。

風雲児・坂本龍馬の生涯を、三菱財閥の礎を築いた岩崎弥太郎の視点から描いたオリジナル作品です。土佐に生まれた一人の男性・龍馬が、幕末の動乱で薩長同盟に尽力し、明治維新を大きく進めるために身を粉にして奔走した姿が描かれています。

主人公・坂本龍馬役を演じたのは、福山雅治さん。新しい時代を切り拓くために、国のため、仲間のために尽力します。アンケートの回答コメントには、その生き様を見事に演じきった福山さんへの、称賛のコメントが多くありました。そのほか、岩崎弥太郎役を務めた香川照之さんは「東京ドラマアウォード2010 助演男優賞」を、岡田以蔵役の佐藤健さんは「2011年エランドール賞 新人賞」を受賞。豪華キャストによる迫真の演技も、人気の秘訣かもしれませんね!

まるで目の前に激動の幕末時代が繰り広げられているような『龍馬伝』に、多くの国民が魅了されたようでした。

龍馬伝を選んだ方のコメントはこちら!

福山雅治さんの龍馬がとにかくかっこよくて毎週楽しみでした。坂本龍馬という人がいたからこそ今の平和な現代があるというのをこのドラマを見て改めて感じました。志高くいきたいと思わせてくれる見ごたえある大河ドラマでした。(38歳/埼玉県/女性)
佐藤健さんが演じる人斬り以蔵の役が印象的でした。最初人を斬る時は、震えて怯え、人らしい感情が良く出ていましたが、回を追う毎に、機械的に作業しているように斬っていく様は怖かったです。(41歳/石川県/男性)
福山雅治の坂本龍馬がすごくはまっていた、またタイトル画面や曲がこれまでにない斬新なもので引き付けられた。シーンで言えば竜馬の妻になる龍役の(真木ようこ)と竜馬を色々と支えた場面がすごく印象に残っています。(69歳/京都府/男性)

【第2位】『新撰組!』(39票)

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出典:PIXTA

第2位に選ばれたのは、2004年放送の『新撰組!』。

京都守護職下の警備組織として知られる“新選組”が題材となった大河ドラマです。主人公は、江戸時代末期の武士であり、新選組局長としてその名を歴史に刻んだ近藤勇。最後まで未来を信じて生きた主人公と、その仲間たちの青春が描かれています。オリジナル脚本ならではのコメディ要素が楽しめる、人気作ですね!

主人公・近藤勇役を香取慎吾さん、その他新撰組メンバーとして、土方歳三役に山本耕史さん、沖田総司役に藤原竜也さん、斎藤一役にオダギリジョーさんといった豪華メンバーが勢揃い。目の離せないストーリーに魅了され、テレビに釘付けになった視聴者も。

それもそのはず。こちらの作品は人気脚本家・三谷幸喜さんが執筆したもの。初めてだったこともあり、放送開始前から注目度が高かったようです。放送が開始されると、思わずのめり込んでしまう視聴者が続出…!あまりの人気ぶりに、大河ドラマ初の続編として『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(2006年・NHK)が『NHK正月時代劇』として放送されたほどでした。

脚本家から俳優陣までこだわりが詰まった名作として知られる、幕末大河ドラマ『新撰組!』。放送されてから10年経った今でも、国民のお気に入りドラマとして、人気を集めているようでした。

『新撰組!』を選んだ方のコメントはこちら!

近藤、土方、沖田が自分を犠牲にしてまで人を守り国を守ろうとする姿に涙がこぼれました。(30歳/東京都/女性)
元々新選組が好きだったが、そこに三谷幸喜の脚本が加わり、より面白くなった。(37歳/千葉県/男性)
現在では日本を代表する俳優陣が出演している。特に堺雅人さんとオダギリジョーさんの演技が素晴らしく感じた。クライマックスの香取さんの演技も鬼気迫るものがあった。(38歳/東京都/男性)

【第1位】『鎌倉殿の13人』(40票)

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栄えある第1位に輝いたのは『鎌倉殿の13人』(2022年)。

源頼朝の天下取りを支えた家臣団13人が、頼朝の死後、激しい内部抗争を繰り広げます。激しい戦いの末に権力を手にしたのが、小栗旬さん演じる主人公・北条義時。義兄の頼朝にさまざまなことを学び、武士の世の先駆けを築き上げます。初めは気弱な性格ですが、周りの人の死や壮絶な環境を経て変化。鎌倉を守りたい一心で、時には手段を選ばず行動するようになります。逞しく生きる姿に、視聴者の目が釘付けになりました!

小池栄子さん演じる北条政子の迫力も反響を呼びました。御家人を力強く鼓舞するシーンやラストの意味深な行動が印象的だったようで、コメントで多く言及されていましたよ。

さらに、アンケートには「コメディ要素があることで飽きずに見ることができた」という意見もたくさん。これは、三谷幸喜さんの脚本によるものかもしれません。第2位の『新選組!』もそうでしたが、歴史ものながら軽快さを感じさせるやりとりが視聴者を楽しませてくれました。

『鎌倉殿の13人』を選んだ方のコメントはこちら!

三谷幸喜監督作品で、話のテンポも良くダークなストーリーであると同時に、コメディもあり面白かった。(27歳/埼玉県/女性)
出てる人が大物俳優さんばかりで、見応えがあったから。小栗くんの最初と最後の人となりの変わりようがさすがだった(25歳/神奈川県/女性)
大河ドラマに初めてはまった作品。歴史上の人物が役者さんの演技で現代の人のように近く感じた。(35歳/兵庫県/女性)
主人公がダークサイドに堕ちていく様が強く印象に残っている。三谷幸喜監督は必ずしも「勝利側の視点」で描かない作品が多く、その人物の生き様を上手に演出していると思う。(39歳/北海道/男性)
前半の源平合戦と、後半の御家人同士の争いの落差がとても良かったです。特に主演、小栗旬さんの演技の変化には圧倒されました。ストーリーも巧妙で最後まで楽しめました。(26歳/愛知県/女性)

数々の名作から目が離せない…!

1位『鎌倉殿の13人』と2位『新撰組!』は、その票差わずか1票…!大河ドラマには数々の名作が溢れていることが、目に見えてわかります。TOP3の他には、昨年放送の『どうする家康』(2023年・NHK)や、宮崎あおいさん演じる『篤姫』(2008年・NHK)が多く挙がっていました。

この記事で大河ドラマが気になった方は、現在放送中の『光る君へ』を視聴するのも良さそう。源氏物語の作者として知られている女性・紫式部を描いた作品で、古典好きにはたまらない作品のようですよ!



調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由記述式)
調査実施日:2024年1月18日
調査対象:全国の20〜60代
有効回答数:347
サムネイル画像出典:PIXTA

※記載している回答は原文ママ。記事内の画像はイメージです。