どれ買う？茶目っ気たっぷり【アニヤ・ハインドマーチ】大注目の【ポレーヌ】ほか新作バッグ7選

秋冬の靴とバッグの新作が出揃ってきた頃合い。編集部とスタイリスト川瀬さんのニッチなトークで各アイテムの魅力について解説します。大人世代の私たちが本気で買うべきものを楽しく厳しくチェックしていきますよ。

いつだって最高のアニヤ 日本初上陸のポレーヌ……

川瀬英里奈さん（以下E） アニヤのバッグたちって、どうしてこんなに可愛いんですかね。茶目っ気っていうんですか？ 唯一無二ですよね。

編集K（以下K） 毎シーズン、ユニークなアイテムで楽しませてくれるよね。今年は夏に発売されたナショナル麻布マーケットとのコラボエコバッグも瞬殺で売り切れたり、何かと話題も尽きないし。

E 今回は下の３点を選びました。まず、ハンドバッグ、このマチの開き方がすごいんですよ！ めっちゃ使いやすい。アコーディオンのよう！

K ホントだ！ インスタでこのバッグ見て可愛いなと思ってたんだけど、まさかこんな機能を隠し持っていたなんて。しかもすっごい数のポケットが付いてて、バッグ開けるたびにテンション上がるね。

ハンドルバッグ［H19×W26×D9㎝］¥264,000（アニヤ・ハインドマーチ／アニヤ・ハインドマーチ ジャパン）

E もこもこ目玉ちゃんも可愛いですよ。結果、毎日こればっかり持っちゃう便利な巾着バッグ。これお揃いで買いましょうよ？

右から：ファーバッグ［H19×W16×D10㎝］¥94,600、ムートンバッグ［H19×W16×D10㎝］¥94,600（共にアニヤ・ハインドマーチ／アニヤ・ハインドマーチ ジャパン）

E あと今シーズンの超目玉はパリ発のポレーヌの表参道出店！ アジア初の路面店です。

K ネットフリックスのドラマ『エミリー、パリへ行く』（邦題）の主人公が持っていて、「あれ、どこの？」って騒然となったバッグのブランドだよね。

E そうです。パリでは若い女性の3人に1人は持っているといわれるほどメジャーなブランドなんです。卸を一切やっておらず、全て自社サイトと数少ない路面店だけで販売しているので、価格をおさえられているそうで、上質なのにお財布に優しくって最高ですよね。新作の小鳥形バッグもめちゃめちゃ可愛いんですよ！

K ドラマで印象的だったのはヌメロ・ユイットというモデル（白いバッグ）、日本での売り上げ№1はベージュピンクのハンドルの型なんだそう。ヨーロッパでは、口がしっかり閉じるタイプのバッグのほうが断然売れるそうで、国ごとに売れるものが全然違うっていうのも、面白いよね。ポレーヌはかなり人気が出そうで、楽しみ♡ そしてカオスなどのセレクトショップで見かけるザンケッティ！

バケツ型バッグ［H24×W22.5×D22.5㎝］¥53,000（ポレーヌ）

ハンドルバッグ［H14×W22×D12.5㎝］¥52,000（ポレーヌ）

ハーフムーン型バッグ［H20×W24×D7.5㎝］¥56,000（ポレーヌ）

E このバッグはイタリアブランドらしい、少しセクシーなデザインですよね。

K ちょっとそれがイタリアらしいかは分からないけど（笑）、確かにすごく女性らしいよね。金具の使い方がとても特徴的で、他にないの。

E そうなんですよね。一見使いにくいかなって思っても、実際開閉してみるとストレスフリーで、とてもよく設計されているなって思います。高見えしますよね！

ブラウンバッグ［H9.5×W21×D12㎝］¥148,500（ザンケッティ／エリオポール代官山）

スタイリスト 川瀬英里奈さん
師匠のスタイリスト加藤かすみイズムを継ぐ小柄な川瀬ちゃんは基本ベーシック、でもほんの少し甘いものが好きなミューズ世代。おとなしそうに見えて弾丸トークは止まらない⁉

編集K
ノーヒール（高身長のため）、スニーカーLOVE！ 今季は大好物のビジュー付きやキラキラを狙う1児のママ。さてお目当ての靴とバッグは見つかるか!?

次回もまだまだある今季注目の新作バッグをたっぷりご紹介します。お楽しみに！

photograph:TAKEHARU UOCHI / styling:ERINA KAWASE / illust:YUKO SAEKI

otona MUSE 2023年11月号より