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日本でも配信の『昼に昇る月』監督がキム・ヨンデを起用した理由は?「繊細なんだろうな…」

  • 2023.10.31
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U-NEXTで配信予定の韓国ドラマ『昼に昇る月』(ENA)が、制作秘話を公開した。

同作は、悲劇的な運命を辿った2人の切ない転生ロマンス。愛する恋人に殺害された後、時間が止まってしまった男性と、転生を通じて現在に進み前世の記憶を失ってしまった女性の運命的な物語が、過去と現在を行き来しながら描かれる。

演出を手がけたピョ・ミンス監督は、制作記映像で『昼に昇る月』をこう紹介した。

「本来は存在するが、太陽のため見えない月を意味する原作を通じて、愛というもの自体、本来存在はするが、ある時は見えず、ある時は溶鉱炉のように燃え上がる感じだ。この作品はファンタジーに関するロマンス。過去と現在、2箇所で渇望する人間、特に2人の愛を描いた物語としてご覧いただければと思う」

ピョ監督はドラマの見どころとして、原作のウェブ漫画との差別化に言及した。

ウェブ漫画よりは現代劇パートが多いと明かした彼は、最も大きく異なる部分というキャラクター設定について「原作のキャラクターは高校生と大学生だが、ドラマは消防士、そしてアイドル出身の俳優に設定した」と説明した。

また、キム・ヨンデとピョ・イェジンを起用した理由についても明かしている。

『昼に昇る月』
(画像=ENA)

「キム・ヨンデさんをテレビで見た時、この俳優は繊細なんだろうなと思った。時代劇のパートでは力と、将軍としての繊細さが魅せられるし、現代劇パートではトップスターのコミカルさ、そして憑依後の人生でのきめ細かさが彼にピッタリな気がした」 

ヒロイン役のピョ・イェジンについては、「真剣に演技をするタイプだ。リアルさ、躍動感、そして演技のために身を投げるような、そういう感じがとても良かった。自分を犠牲にする消防士役にもとても似合うと思った」と明かした。

そして「おふたりとも本当に頑張って、渾身の力を込めてくださって、いつもこのように楽しく撮影に臨んでくださって感謝する」と感謝を伝えた。

ピョ監督は「時代劇のパートだけ、現代劇のパートだけを追っても面白いはずだ。後に2つのパートが合体される過程を楽しんでほしい。2人の俳優たちが本当に可愛いので、多くの視聴をお願いしたい」と呼びかけた。

『昼に昇る月』は、韓国放送と同日となる11月1日(水)23時よりU-NEXT独占で見放題配信される。

(記事提供=OSEN)

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