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デヴィッド・ボウイ、がん克服に前向きだった。

  • 2016.1.14
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デヴィッド・ボウイ。Photo: Bangshowbiz

デヴィッド・ボウイは死の数週間前、がん克服に前向きな姿勢を見せていたという。今月10日(現地時間)に一年半にもわたるがんとの闘病の末、69歳で死去したデヴィッドの友人であり映画や舞台プロデューサーのロバート・フォックスは、前月デヴィッドに会った際には、長生きするために希望をかけて実験的な新薬を試す準備をし、前向きに治療をしている様子がみられたことを『ザ・タイムズ』紙に明かした。「デヴィッドは具合が悪かったみたいだけれど、それについて悩んではいなかったよ。かなり実験的だけれど、何人かで成功例がみられた新たな治療を始めようとしているところだったね。新たなよりよい治療法がまた出てくるという希望と共にそれで命を延ばすことができると前向きだったよ」。

そんな中、舞台『ラザルス』でデヴィッドと仕事をしていたイヴォ・ヴァン・ホーヴェ監督がデヴィッドについて「病気のことは一年前から知っているよ。僕らの舞台『ラザルス』でのコラボが始まって、その時僕に肝臓がんを患っているって言ってきたよ。出演者はこのことを最後まで知らなくて、『ブラックスター』を一緒にレコーディングしたミュージシャンたちさえも知らなかったよ。この2つのプロジェクトを時間内に終わらせるために、病気が勝ってしまわないように、デヴィッドはできるすべてのことをしていたよ」と発言していた。

参照元:VOGUE JAPAN

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