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「家族で居たかった」離婚で家ともお別れ→思い出に涙が出るも思わず…<子連れで離婚して復縁した話>

  • 2023.10.30

夫と2人の子ども、4人家族のねこじまさん一家。夫の実家は会社を経営しており、夫はそこで働いていましたが会社が倒産。これを機に義家族との関係が悪化、夫との関係性にもすれ違いが生じるなか、夫の不倫疑惑が浮上。2人の関係はさらに険悪になり、夫の言動にワンオペで懸命に家を支えてきたねこじまさんの心は折れ、離婚を決意。夫は女性との関係を否定し離婚を拒否し続けるも、最終的には受け入れ家を出て行きました。離婚手続きや引っ越し、シングルのねこじまさんにはやることが山積。さらには生活費のため今以上に稼ぐ必要があり、元夫に連絡を取りお金について話し合おうとしますが、お互いの主張は平行線のまま物別れに。

話し合いで元夫は、自分は離婚したくなかったのでお金は払わない、子どもに会わせろと言って去って行きます。お金の交渉が決裂し、話が通じない元夫はもちろんですが、こだわり続ける自分自身にも嫌気がさして落ち込みます。

職場の美容室へ行くと、Jくんの挨拶から離婚が店に伝わったことを知るねこじまさん。いつもねこじまさんを気遣ってくれる純粋な彼から「心配している」と伝えられ、思わずときめいてしまいますが、すぐに恋愛してる場合じゃないと気を引き締めるのでした。

空っぽになった家。心に残っているのは家族の楽しい思い出

引っ越しの日。

子どもたちが幼稚園に行っている間に作業を進め、空っぽになった家を見て心に思い浮かんでくるのは、不思議なことに楽しい思い出ばかり。ただずっと、家族と一緒に居たかったと涙が溢れてきますが、すぐに終わったことを追い求めるのはやめようと思い直し、自分ひとりで子どもたちを幸せにするんだと心に誓います。

いよいよ引っ越し目前となり、ずっと心残りだった義母への挨拶のために義妹に連絡を取るねこじまさん。応じてくれるか心配でしたが、電話に出てくれた義母。久しぶりの声を聞き、早口で連絡が途絶えていたことを詫び、義母と喧嘩をしたいわけではなかったことなどをまくし立て、元夫との離婚を報告しようとすると、「M子ちゃん」と義母が口を開きます。何を伝えられるのでしょうか?

◇ ◇ ◇

今は修復不可能になった元夫との関係ですが、空っぽになった家を見て思い出すのが家族との楽しい思い出ばかりというのは、間違いなく幸せな夫婦、家族だったということですよね。

そして、義父が経営する会社の倒産を機に、義家族がバラバラになりその影響で義母とも疎遠になってしまったことが気がかりだったねこじまさん。電話に出てくれてほっとしますが、義母がどんな思いでいるかがわからないので、義母の次の言葉に緊張が走ります。なんと言ってくるのでしょうか?


著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまの別室

ベビーカレンダー編集部

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