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50歳ブランドは関係なし!人生は短い!自分の好きな服で幸せになる【ユニクロ・ワークマンetc.】

  • 2023.10.30
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今年50歳になったのをきっかけにバッグの中を見直し。ブランドに振り回されるのではなく、“自分の好き”だけにこだわったモノだけを入れるようにしました。そしてファッションも50歳をきっかけに“壊れ”始めました(笑)。もはやブランドも骨格診断もパーソナルカラーも関係なし。服も自分の“好きなもの”だけを着るように。これが実に快適でご機嫌なのです! ライターの中田ぷうが50代ファッションについて新提案します。

ブランドから離れることになった決定的な事件

20代のころはファッション雑誌の編集者だったこともあり、当時全盛を極めていたニューヨークブランド「TOCCA」や「DKNY」、「ケイトスペード」、「アルマーニエクスチェンジ」に「バーバリー」など着ていました。そして個人的に日本人デザイナーも好きでしたので、コシノジュンコさんの服も買ったりして……。

しかし今から20年前のことです。“コシノさん”のニットを着て、当時まだ生まれて間もない上の子を抱っこしていたとき。「ぐえっ……ふ!」とげっぷをされたと同時にダイナミックに吐かれ、ニットの肩の部分がミルクだらけに!

「ギャー! コシノさんのニットがぁぁぁ!」

と思ったときにはすでに遅し。どう洗濯してももうにおいが取れず、処分することに。多分、最大のきっかけはこれだったと思います。この事件以降、「高い服など“今の私”には必要ない!」と思ってしまったんですね~(笑)。以来20年間、自分の服に求めるのは、

・ 着やすさ

・ 動きやすさ

・ 洗濯のしやすさ

がすべてでした。

50代、似合うかどうかよりも“好き”が大切

そしてそこから20年。子どもたちの教育費に莫大なお金がかかるようになり、「お安さ」も大切な要素として加わっていったのです。そして今は、その中から、自分が「好き」と思えるものだけを着るようにしています。

仕事柄、骨格診断をしてもらったり、パーソナルカラーを受けたこともありました。“ファッション迷子”さんにとって、こうした診断もいいと思います。でも50歳になった自分にとっては、もう必要ありません。似合う・似合わないよりも“自分がどれだけ好きか”のほうが大切だからです。

それに自分の“好きなもの”って自分を形成しているものだから、自然となじんでいるんですよね!

ユニクロのシャカパン&Tシャツを“制服”に

また冬になれば変わるかもしれませんが、もはや1年のうちの半年は暑い季節となってしまった日本、私のファッションのベースは、ユニクロの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」1,990円とユニクロのシャカシャカ素材のボトムス。

そして少し肌寒くなってきた最近は、この“ベース”にシャツやニット、スウェットを合わせています。

こちらはシャツを合わせたスタイリング。このデニムシャツは、「ユニクロ」とイネス・ド・フレサンジュとのコラボ商品で、かなり前のものですが気に入ってずっと着ています。そうなんです! たとえ「ユニクロ」の商品でもこうして本当に「好き」なものであれば、何年にも渡って大切に着続けるんですよね~。

50代、もっと色を楽しみたい!

私も典型的な日本人なので、やはり黒・紺・茶色・グレーなどのダークカラーが好きで、この手の色の服ばかりを持っていました。しかしここ数年、人生の後半戦、もっと色を楽しみたい!と思い、カラフルなアイテムを取り入れるようになりました。

色の効果ってすごくて、明るい色を着ると気分も表情も不思議と明るくなるんですよね~!

また年を取るとどうしても顔色が落ちてくるので、ダークカラーではなく明るい色を着たほうがいいとスタイリストさんたちも言いますよね。今シーズンは、「COCA」で蛍光に近い発色のグリーンのニットを購入。1,990円でした。

“ミニオンおばさん”と言われても平気(笑)

こちらは「ワークマン女子」で購入した蛍光イエローに近いスウェット1,500円。数年前から黄色、大好きなんです! なぜならダークカラーのファッションの中、いいアクセントになってくれるからです。

しかしこれを着た途端、子どもたちが「うわっ! 『ミニオン』だ! “ミニオンおばさん”が来た~!」と大笑い。ふん、何とでもお言い!

こうしたファッションの関する揶揄は、よくありますよね~(笑)! 子どもや家族に言われる程度ならば笑って済ませられますが、他人に言われると傷ついてしまうこともあるかもしれません。私などは気にしませんが、この揶揄が怖くて新たなファッションに挑戦できない、という人を今までたくさん見てきました。でもそんな人たちには、ぜひ102歳のファッショニスタ、アイリス・アプフェルの言葉を覚えておいてほしいのです。

「洋服について誰かに何か言われても傷ついたことはない。自分の喜びのために着ているのだから」

そうなんです。もちろんTPOは大切ですが、普段のファッションは自分が喜べて、幸せになれればいいんです。だから“ミニオンおばさん”と言われようが、このイエローのスウェットを楽しみますよ~! なぜなら着ていて私自身がウキウキするからです(笑)。

今まで着たかったものにも挑戦!

今までとくにスカル柄に興味はなかったのですが……、海外のサイトでハロウィン向けのアグリーセーターを見ていたら、「スカル柄のニットって、着てみたいかも!」と思い購入。これが想像以上にベースのコーディネートに合わせやすくよかったのです。勇気を出して挑戦してよかった……! こうした“興味あるファッションの挑戦”も50歳を機にどんどんしてみたいと思っています。

靴下は最高のアクセサリー!

今でこそ何を言われようが気にせず好きなものを着ていますが、やはり昔は、本当は好きな元気な色や明るい色を着る勇気がありませんでした。そこでまず取り入れたのが靴下。

当時、お仕事をご一緒したカメラマンの方が、服装はベーシック&ダークカラーなのに、いつも靴下だけが派手だったりポップだったりして「おしゃれだなぁ!」と感心! 私もまず靴下から“色モノ”デビューをしました。靴下って、まるで見えないようでいて、実はかなりの“チラ見せの美学”があり、それがものすごくおしゃれに感じさせるんですよね。

今でも元気色の靴下は大好きで、「ファミリーマート」でいつも買っています。

まとめ

この年になって、やっとファッションは“自分自身が楽しむもの”という感覚を実感できるようになった気がします。アイリス・アプフェルの言葉でもう1つ好きな言葉があります。

「流行は買うことができるけれど、スタイルは自分が有するものよ」

そうなんです! 自分のスタイルは自分のもの! だからこそ好きなスタイルを楽しみませんか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:中田ぷう

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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