あれだけ暑かった夏の日もどこへやら、風が肌寒く感じる日も増えてきた今日このごろ。こんな日に飲みたくなるのは、温かいカフェオレ。
濃いめの水出しコーヒーでいれるとっておきの『カフェオレ』レシピを、菓子研究家・藤野貴子さんに教わりました。
『水出しコーヒーでいれるカフェオレ』のレシピ
材料(たっぷり1杯分)と作り方
(1)水出しコーヒー(作りやすい分量)を作る
水800mlにドリップ用にひいたコーヒー粉100gを加え、常温で約8時間おいて水出しする。ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに注いでこす。冷蔵で約1週間保存可能。
(2)カフェオレをいれる
(1)の水出しコーヒー、牛乳※各1/2カップを小鍋に入れ、木べらなどで混ぜながら弱めの中火にかける。混ぜると湯気が上がるくらい(65~70℃)に温まったら、好みの砂糖大さじ1/2を加えて混ぜ、火を止めてでき上がり。
※牛乳は好みで豆乳やアーモンドミルクに替えても。
ポイントは、甘みを加えること。甘みはコーヒーと牛乳の大事なつなぎ役になってくれます。上白糖やさとうきび糖、メープルシロップ、はちみつなどお好みのものでOK。
マグカップはあらかじめ熱湯を注いで温めておくと、とっておきのカフェオレをベストの状態でいただけます。至福のひとときのためにかけたいひと手間です。
ていねいにいれた一杯で、ほっとひと息ついてくださいね。
教えていただいたのは……
藤野貴子さん
菓子研究家。フレンチシェフの父、料理研究家の母のもとに生まれ、小学生のころから菓子作りを始める。2014年渡仏。帰国後の現在は、東京・日本橋のコーヒースタンド兼キッチンスタジオ「カストール」にて菓子教室を主宰。