心の幸福感と美しい肌の関係に着目した新スキンケア。&Beauty キレイの理屈 〈コスメデコルテ〉

今年で33年を迎える〈コスメデコルテ〉の最高級ライン“AQ”のスキンケアが刷新。肌がリラックスした状態でスキンケアを行うと効果が高まる、というこれまでの着眼点をさらに深く検証し、“AQ”独自の「肌・感度」を磨くアプローチへと進化させた。肌と心の究極のリラクセーションを叶える厳選した素材、処方、独自の製法をすべてアップデート。世界有数の植物研究施設との共同研究により開発した金香木エキス（キンコウボク花エキス）や、生体内に存在するプルテオグリカンの一種であるコンドロイチン硫酸（コンドロイチン硫酸Na）などを新たに配合することで、肌の再生能力にも期待を持てる設計に。香りは金香木を中心に、月下美人、マグノリアなどの花をブレンドしたフレッシュフローラルムスキー。心まで満たす感触や香り、洗練されたデザインなど、Absolute Quality＝絶対的な品質ヘのこだわりを感じさせる。
この新“AQ”のアイコン的な存在となるのが、通称”ツヤ出し先行乳液”の「コスメデコルテAQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス」。乳液を洗顔直後に使うという方法は、このブランドのスキンケアステップの特徴で、さらにふっくらと艶めく美肌を手に入れられるのが魅力。たとえるならば、スチームサウナでリラックスした後にお手入れをしたような柔らかな艶やかさに。そして十分な通り道ができた後に使う化粧水は、白樺水を高濃度で配合。雪解けのわずか4週間でしか採取できない白樺の樹液と樹皮の効果を凝縮した複合成分で、天然ミネラルやアミノ酸などを豊富に含んでいる。優しくパッティングするように肌に馴染ませると、潤いで押し上がるようなハリ肌に。乳液、化粧水ともにテクスチャーはエアリーリッチ、リッチ、エクストラリッチの3タイプがあり、季節や好みに合わせてチョイスできる。ある著名な美容家によると、入眠する前の「ウトウトとした状態」の肌は、成分の吸収力が一番高いとのこと。まさに究極のリラクセーションを叶える新“AQ”は緊張感をほどくテクスチャーや香りで、夢見心地で成分がぐんぐん肌に浸透していく。紫外線などの影響でゴワつきや小じわなどが気になる肌も、ふっくらツヤ肌へと回復させていきたい。

文／永富千晴
ながとみ・ちはる／美容ジャーナリスト。〈club C.〉主宰。女性誌やウェブで、企画、編集、執筆に携わる。YouTubeチャンネル「永富千晴キレイの未来」も。

※この記事は、No. 120 2023年12月号「&Beauty」に掲載されたものです。