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手の老化が止まらない!手を若返らせる方法

  • 2023.10.30

意外に目立つ、乾燥をはじめとした手の甲のシミやシワなどの老化。

どのようにケアしたらいいのでしょうか?

エステティシャンの筆者が、若々しい手に近づけるため、日頃からできる対策やケアをご紹介します。

■手荒れ・乾燥の最大の原因は?

手元は家事や仕事などで日々酷使するうえ、常に紫外線にさらされているため、乾燥や肌老化が進みやすいパーツです。

脂肪が少なく、ハリや弾力が低下しやすい、また紫外線の影響でシミもできやすいという特徴があります。

ハリや弾力が低下するとシワっぽくなり、また年齢とともに関節が目立ちやすくなるために、「年齢が出やすいところ」でもあります。

■ハンドケアの要は「水分オフ」

手が乾燥する、手荒れの一番の原因になるのが水仕事です。掃除や料理などの家事、手洗いなどで手を濡らす機会は一日に何度もありますよね。

この「手が濡れている」「濡らしたあと水分が残っている」状態が、お肌の乾燥を招きます。

この回数・時間を減らせると、手荒れ・乾燥リスクを減らすことができるので、「掃除などは手袋を着用する」「家事や手洗いで手を濡らしたら、しっかりと水分をオフする」のを徹底するだけで、手荒れが改善するケースもあります。

■若々しい手をつくるポイント1:こまめに保湿

ありきたりですが、やはりこまめな保湿がケアの要です。

特に手洗いなど、水を触ったあとに、「しっかりと水分をオフしてから、保湿する」をセットにするのが大切です。

年齢とともに肌のハリや弾力が低下しがちなので、シワっぽさが目立ってきた方は、ハンドクリームに「ハリ弾力」をサポートする成分が配合されているアイテムを選ぶのもおすすめです。

ハンドクリームの選び方

乾燥やシワっぽさが気になる方は、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10などが配合されているハンドクリームがおすすめです。

手荒れしやすい方は、ビタミンEやグリチルリチン酸ジカリウムなど、抗炎症成分配合のものを。

また、仕事や家事の邪魔になるのでクリーム系のベタつきが苦手という方は、ジェルやローションタイプ、美容液系のハンドケア製品も増えていますので、ぜひ試してみてくださいね。

■若々しい手をつくるポイント2:紫外線対策

手のシミやシワができる最大の原因は、紫外線の影響です。

手元は常に外に出ているので、紫外線の影響を受けやすいパーツです。

外出時は常に日焼け止めを塗るのを習慣にしましょう。

特に、車や自転車の運転をする方は必須です。

「日焼け止めは苦手」「冬は日焼けよりも乾燥が気になる」といった方は、最近はUV対策ができるハンドクリームもあるので、「ストレスなく付けられて、心地よいと感じられるアイテム」を探してみてください。

※手荒れに見える状態には、湿疹やアレルギーを原因としたものもあります。ケアしても変化がない、赤み、痒み、極度の乾燥などがあるといった場合は、皮膚科での受診をおすすめします。

手元は毎日家事や仕事などで酷使するうえに、外部刺激を受けて年齢が出やすい場所です。ケアを習慣化して健康的で若々しい手元をつくっていきましょう。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)

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