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生まれるという意味を理解し始めた娘。告知された事実に抱く感情は…|真実告知にまつわるエトセトラ

  • 2023.10.29

育ての親とは別に、生みの親がいることを伝える「真実告知」。このお話は、後悔や葛藤を抱きながらも、特別養子縁組で迎えた長女・朝日ちゃんへ突然の真実告知を行うことになった、あきママ(@aki.engumi)さんのフォロワーさん・青空ファミリーの心があたたかくなる体験談です。心が不安定になっている朝日ちゃんは、生まれるという意味を漠然と理解している様子。フォロワーさんとは別に、生みの親がいるという事実も、少しずつわかるようになった朝日ちゃんが感じていることとは…。あきママさんによる『真実告知にまつわるエトセトラ』第7話をごらんください。

朝日ちゃんが生みの親の元へ行く夢を見たフォロワーさん。朝日ちゃんの悲しい気持ちがわかるからこそ、離れていってしまう可能性に恐怖を感じているのかもしれません。

帰宅してまっすぐフォロワーさんのところへ来た様子の朝日ちゃん。その目には涙がにじんでおり、朝に口走ってしまった言葉への後悔が伺えます。

家族の形はそれぞれ。大切なのはわが子への愛

特別養子縁組によって娘を迎えた青空さん夫妻。養子縁組の事実については、わが子が興味を持ったタイミングで何気なく伝えていこうと考えていました。しかし、いざ娘に出生に関わることを聞かれると、思いがけずうそをついてしまう結果に。後悔しつつも改めて覚悟を決め、再び真実告知をすることに。

真実を知った朝日ちゃんは不安定になることもあったといいますが、お母さんの「大好き」や「とっても大事」という言葉で、少しずつ事実を受け入れられたようです。家族の形はさまざまで正解がないからこそ、デリケートなことを伝えるのは難しいですね。だからこそ、どんなことがあってもわが子が自分自身を大切に思える心を育ててあげることが必要なのかもしれません。

作者のあきママさんは「誰が産んでても、私はあなたが大好きで、大切な存在」と伝え続けることが大切だとつづっています。いつかは親の手から離れていくわが子が、幸せな未来を歩めるように、血のつながりの有無に関わらず、わが子の心の財産となる愛情をたくさん伝えていきたいですね。

著者:NAKAMA

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