実は意外と狙い目!? 「夫」として優良な特徴3つ

婚活を意識してパートナー選びを始めると、将来〝夫〟として優良なタイプを選びたいと考える女性は多いですよね。一見すると「これはちょっと……」と思う男性のなかにも、夫としてなら頼もしいと思える性格を備えているタイプもいます。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、〝夫〟としては好ポイントな性格を3つお届けします。

1：セコい

「夫とは、アプリで知り合って結婚しました。夫はいわゆるモテない男性の部類に入ると思っていますが、結婚の決め手は堅実な生活ができそうだったからです。デートはいつも安さ優先でお店を選び、おうちデートを増やしてなるべく出かけないデートも多かったから、最初は『なんてセコい男性なんだろう』って思っていたのですが、実は堅実なだけで貯金魔でした（笑）。ここぞというシーンではケチらない人だったので、結婚にあたって新居の費用や新婚旅行は奮発してくれて、むしろ結婚相手としては大当たりだったと思っています」（31歳女性／アート関係）

2：冗談が通じない

「今の夫は、出会った頃から冗談が通じない人。最初は話していてつまらない人だなって思っていたのですが、親から夫にするならお調子者よりも生真面目なくらいのほうがいいよ、と言われて結婚を決めました。実際に結婚をしてみたら、他の家に比べて笑いは少ないかもしれないけれど、冗談が通じないぶん、常に真面目に家庭に向き合う人でした。一緒にバカな話をしてゲラゲラ笑うことはないけれど、これから何十年も一緒に生活を送ると考えたら、ノリのいい人よりも生真面目な人のほうが安心感があるのかもしれないって思ったら、むしろ結婚相手としては最高だったかも♡って思っています」（30歳女性／アクセサリー販売）

3：ひとこと多い

「夫は、言わなくてもいいことをポロッと口にしてしまう人。いわゆる『ひとこと多いタイプ』です。付き合いたての頃は、そんな夫の性格にイラッとすることもあったのですが、私自身が若くして起業したので、今となってはそんな私に意見をしてくれる人って少ないんですよね。だから夫みたいに思ったことをポロッと口にしてくれる人が近くにいたほうが、私自身が欠点に気づけて、成長につながるかもしれないって思って結婚を決めました。夫の発言にイラっとすることも多々ありますが、ストレートな意見をぶつけてくれるので、欠点をなおそうという気にもなるし、感謝しています。チヤホヤしてくれるだけの男性を選んだら、私は裸の王様みたいになっちゃう性格だという自覚があります（笑）」（33歳女性／経営）

長所と短所は表裏一体とはよく言ったもので、パートナーに何を求めるのかによっても、相手の性格が長所にもなり短所にもなるのかもしれません。

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。