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「20万円ならすぐ返せるだろう」が始まり…スライド式で借金し続け地獄に転落した男の末路

  • 2023.10.29
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あなたはお金を借りすぎて借金地獄に陥ったことはありますか?今回は借金にまつわるエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■財布の中のお金…

始まりは今月の家賃の支払いが少し厳しいなと思ったところからでした。

もともと持っていたクレジットカードにキャッシング枠が20万円あり、「まぁ、20万円ならすぐ返せるだろう」と考えて借り入れし、賃料の支払いにあてました。おかげで、その月は問題なく過ごせました。

しかし、ただ漠然と財布の中にお金がたくさんあると、不思議なもので「そういえばあれも欲しかったな」「これも欲しかったな」と、これまでほしかったものをキャッシングしたお金でどんどん購入するようになりました。

返済も最低限でいいだろうと思い、リボ払いという名のスライド式の地獄のような返済を選んでしまいました。結局、上限まで借り続けてしまいました。

そして、コロナ禍に入り、仕事が減り収入も減ってしまいました。返済のために違うカードローン会社に申し込み、初回上限額50万円をまたスライド式で借りてしまいました。挙げ句の果てには、ギャンブルで返済しようとドツボにハマってしまったのです。

■とうとう自己破産へ

そして3社目のカードローンに申し込むまでに、数ヶ月もかからず借り入れした金額を異常な速度で浪費してしまったため、返済だけが残りました。

そこから転がり落ちるように10万円、20万円の少額カードローンまで手を出し、借り入れした金額は最終的に250万円まで膨らんでしまいました。

返済計画などの目処が経たずに半年が過ぎ、勤めていた会社をコロナ禍の人員削減により解雇されてしまったのです。

そして、司法書士事務所へ任意整理の相談をしに行ったところ、自己破産をすすめられました。

精神的に疲弊していたこともあり、生活保護を受給して法テラス経由で自己破産手続きを行いました。今は免責も下りてブラックリスト入りしたため、どこからも借り入れはできない状況です。

カードローンやキャッシングは一度のめり込んでしまうと底なし沼です。本当に恐ろしい思いをしました。

(30代・男性)

今回は、借金にまつわる体験談についてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部

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