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絶縁した妹から私の婚約者とハワイにいると謎連絡→私「夫なら私の隣にいるけど?」妹の旅行相手は実は

  • 2023.10.30

私と妹は絶縁状態。高校時代、妹に私の彼氏を奪われたことをきっかけに、私は家を出ました。私は父とは良好な関係を築いていたのですが、妹に肩入れする母には不信感を抱いていました。ある日、絶縁状態だった妹から「婚約者もらうね♡」というメッセージが届いて―!?

私の婚約者が超一流企業の高給取りであることを知った妹は、「お姉ちゃんは今回もおとなしく私に彼をくれれば良いのよw」などと勝手なことを言い出しました。

懲りない妹

妹は高校時代、私の彼氏とこそこそ会っては、「お姉ちゃんが小さいころから陰湿ないじわるをしてくる」と嘘の相談を持ちかけ、私の彼氏を略奪していたのです。そのことに気付いた私は、妹とは高校卒業と同時に縁を切って家を出ました。

また同じことを繰り返すつもりでいる妹に、私はきっぱりと「もう関わらないで」と言いました。

10分後――。

自分の情報を漏らしたと思われる母に連絡をとりました。すると母は……。

「実の姉妹なんだから知る権利がある」「高校時代の彼氏を奪われたことを今でも根に持っているなんて心が狭いわよ」と、妹の肩を持ち続けたのです。

さらに、「あの子の方が妻にふさわしいから、あなたの婚約者をあげるのはどうかしら?」「あなたより先にあの子に結婚してほしいのよ」などと、とんでもないことを言い出します。

あまりの横暴さに、「お母さんが妹のためになんだってするのは勝手にして。ただ私を巻き込まないで!」「彼にも何かしたら、たとえ母親だとしても許さないから!」と叫んでしまいました。

妹の隣にいるのは…?

4カ月後――。

妹から海の写真とともに「おめでたい報告があるよ~」「私妊娠してね、子どもが生まれることになったの」と、驚きのメッセージが送られてきました。


「ママも可愛い孫を心待ちにしてくれてるし」

「ベイビーとお姉ちゃんの婚約者と新婚旅行中♡」

「夫なら私の隣にいるけど?」

「え?」

私の婚約者とともに、ハワイで旅行を楽しんでいるつもりだった妹。しかし、私はすでに入籍しており、夫は私の隣にいるのです。そして夫は、私の妹には一度も会ったことがないと言っているのでした。

パニックになった妹は、一緒にハワイに来た男性とのツーショット写真を私に送ってきました。そこに写っていた人物を見て私は驚愕しました。

それは、私の夫の兄、つまり義兄だったのです……。

義兄は既婚者妻子持ちで、義兄の妻は現在2人目を妊娠中。私は妹に「一番やっちゃいけないことやってるわよ」と苦言を呈しました。

すると妹は「ママが渡してくれた連絡先に連絡しただけだもん!」と責任転嫁。罪悪感のない様子に呆れ、「義兄が妻と離婚するというのなら、慰謝料をちゃんと払いなさいよ」「もともと私のパートナーを奪うつもり満々だったわけだし、私は助けないからね」と告げました。

共倒れする母と妹

1カ月後――。

義兄の妻から慰謝料を請求された妹。「妹を助けてあげてちょうだい!お姉ちゃんでしょう!」と母から虫の良すぎるメッセージが届き、一笑に付しました。

「お母さんが助けてあげれば?」と私が言うと、「もうお父さんに内緒で使えるお金はないのよ!」と切羽詰まった様子。

父は大学を卒業して就職することを条件に、大学入学と一人暮らしを妹に許していたのでした。しかし、実際のところ、妹は大学を中退し、フリーターに。父が学費として渡していたお金は、生活費になっていたのです。

「これ以上わが家からお金は出せない」と嘆く母に、「今、結婚式のスピーチの打ち合わせのために、お父さんと一緒にいるんだよね」と伝えました。「今までのこと言わないわよね?!」と焦り出した母。私は「お母さんはあの子の味方なんでしょ?私はお父さんの味方だから」と返しました。

1週間後――。

パニック状態の妹から、「義兄と連絡が取れない」と助けを求めるメッセージが届きました。浮気がバレた義兄は妻との関係修復のために奔走中だったのです。実は妹のおなかの子どもは義兄の子ではなく、それを知った義兄は妹との連絡を絶つことに決めたのでした。

妹のおなかの子どものことをバラしたのは母でした。妹をあからさまに贔屓したり、妹のために家のお金を勝手に使ったりしていた母は、夫から離婚を突き付けられ、夫からの質問に正直に答えていました。そのなかで、妹のおなかの子の父親が誰だかわからないことも話していたのです。

父親のわからない子どもを妊娠した妹が、1人で子どもを育てるのは無理だからと、母と妹は、私の夫の略奪を計画していたことがわかりました。もはや母を頼れなくなった妹ですが、「お姉ちゃんがちゃんと自分の旦那を紹介しなかったから!」と、一切自分の非は認めませんでした。

私は妹の連絡先をブロックすることを決意しました。そして妹に、「せめておなかの子どもにだけは迷惑をかけないように、自分の行動の責任は自分でとりなさい」「大人として、親として、子どもに恥じないように生きなさい」と諭しました。「ちょっとお姉ちゃん!」と妹は焦っていましたが、最後に「変わるなら今しかないからね」と伝えてブロックしました。

母親があからさまに贔屓した結果、「姉のものは奪っていい」という考えになってしまった妹。産まれてくる子どものためにも、これからは心を入れ替えてほしいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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