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「万人ウケは要らない」ドンキが“クセ強”フード 肉多すぎ、わさび辛すぎ、つくね大き過ぎ!

  • 2023.10.28

「みんなの75点より誰かの120点」

「万人ウケは要らない」ドンキが“クセ強”フード 肉多すぎ、わさび辛すぎ、つくね大き過ぎ!
「万人ウケは要らない」ドンキが“クセ強”フード 肉多すぎ、わさび辛すぎ、つくね大き過ぎ!

ドン・キホーテが「偏愛めし」と銘打った弁当・総菜の新ブランドを発表しました。2023年11月1日(水)から、全国の系列358店舗で計10品順次発売予定。今後も随時商品点数を増やしていくと言います。「万人受けは要らない」と宣言する“クセ強”なメニューを取りそろえました。

新ブランドのコンセプトは「みんなの75点より誰かの120点」。突き抜けたメニューを商品化することで、知名度の低いドンキの弁当・総菜を周知する狙いがあると言います。

酒に合う、調味料を味わう、白米を余らせない

開発者の“偏愛”があふれる10品をまずは発売
開発者の“偏愛”があふれる10品をまずは発売

11月に登場する10品は、「酒しか勝たん」「脇役を主役に」「白飯許さない」という3つのカテゴリーに分けられています。

「酒しか勝たん」は、どれだけ酒をおいしく飲めるかだけを追究したおつまみ4品。「脇役を主役に」は、本来引き立て役である具材や調味料などにスポットライトを当てたおにぎりと丼物3品。そして「白飯許さない」は、具が足りず白米が残る不安を解消するため、たっぷりの具を持った3品です。

「酒しか」シリーズでは、ポテトサラダにわさびをこれでもかと練り込んだ「【R指定?】葉わさびポテトサラダ」(税込み268円)や、枝豆をダシに漬けることで豆だけでなく皮にまで味が染みこんだ「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」(同322円)などが登場します。

「脇役を」シリーズは、ファンの多い“焼肉のタレ”を白米に混ぜ、中に包み、表面にも塗り込んでいる「焼肉のタレをドバドバ染み込ませた焼肉タレおにぎり(肉入り)」(同160円)など。

そして「白飯」シリーズは、どこから食べても確実に口に入る約80gのつくねを挟んだ「はみだしすぎィな鶏つくねおにぎり」(同322円)や、厚切りの豚ロースを180g使用してピラミッドのように積み上げた「欲望のままに作った厚切りロースのピラミッ丼」などがお目見えします。

「埋没してしまう」クセ強メニュー作った理由

10月26日、発表会でプレゼンするパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス弁当・総菜部門の開発責任者、服部司さん
10月26日、発表会でプレゼンするパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス弁当・総菜部門の開発責任者、服部司さん

ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス弁当・総菜部門の開発責任者、服部司さんは、

「今さらクオリティーや価格だけで勝負しても競合に埋没してしまう。“万人受けではないもの”として『偏愛めし』を作り出しました」

と新ブランドの意図を説明します。

2024年1月以降には弁当、2月以降にはパスタやサラダなど、新たな“偏愛”を追究した商品を発売予定とのこと。ドンキが満を持して展開するオリジナルメニューは、あなたにとっては120点でしょうか、それとも……?

(LASISA編集部)

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