キングジム「デジタル耳せん」　騒音カットしつつ、外音取り込みも可能

デジタル文具などを手がけるキングジム（東京都千代田区）は、「デジタル耳せん MM4000」を2023年10月27日に発売。「ノイズキャンセリング」技術を搭載し、乗り物内の騒音やエアコンの空調音など300ヘルツ以下の騒音をカットしつつ、人の呼びかけ声やアナウンスなどは聞き取れる。

シリーズ初だという「モード変更ボタン」を実装し、使用環境によってノイズキャンセリングの強度を「強」「弱」の2段階に切り替えられる。また「外音取り込みモード」では、装着したまま周囲の音を聞き取れる。

付属のクリップで衣類への装着が可能。背中側の襟に付ければケーブルが前に垂れないため、工場などでの作業時も邪魔にならない。イヤホン部にはマグネットを内蔵し、非使用時は左右のイヤホンをまとめられる。

IP54相当の防塵・防水仕様を備える。電源は単4形アルカリ乾電池×1本（別売）で、約85時間の駆動が可能だ。イヤーフック、イヤーピース（XS/S/M/Lの4サイズ）が付属する。

カラーは黒。

価格は1万4300円（税込）。