【江別】選りすぐりの乳製品が多数そろっています「町村農場 ミルクガーデン」

江別市は、札幌市の隣にありながら土地の40％が農地で、「食と農業の町」「れんがの町」と言われています。郊外に出れば、より広大な大地を見ることができます。その江別郊外にある「町村農場」さんに寄ってみました。

歴史ある町村農場

日本近代酪農のパイオニアの一人である町村敬貴氏が、USA中西部で酪農を学び、1917年（大正5年）に石狩市樽川地区にて酪農を始めました。100年以上の歴史のある「町村農場」さんの出発点です。

1927年（昭和2年）に江別市対雁へ移転。その後、現在の「町村農場」さんのある江別市篠津へ移転します。

経営耕地面積は、165ヘクタールで380頭の乳牛がいます。165ヘクタールと言ってもピンときませんが、あの北大の札幌キャンパスが約177ヘクタール。一回り小さいとしても、かなりの広さであることがわかります。建物がないため、より広さを感じます。

敷地内には、牛からしぼった生乳を集め、殺菌処理・加工や製造などを行うミルクプラントがあり、牛乳、バターのほか、アイスクリーム、ヨーグルトが生産されています。

町村農場直営ショップ

「町村農場」さんが経営している直営ショップは道内外併せて9店舗。そのうちの一店舗である「町村農場ミルクガーデン」さんは、牧場の敷地内にあります。屋根面が3段階になっている（？）牛舎の形をした建物です。

ミルクガーデン店内には

こちらで購入できるのは、プリン、ソフトクリーム、パフェ、サンデー、シェイクやミルクドリンクなど、目移りしそうなスイーツメニューが盛りだくさん♪

＊テイクアウトとイートインでは料金が違っています。

イートインメニューとして、チーズケーキ・ソフトクリーム・コーヒーのセットや、ドーナツセットなどもあります。

ヨーグルト、バター、牛乳、チーズなどはもちろんのこと、クッキーなどの焼き菓子もあり、お土産などにもぴったり。

＊焼き菓子など一部の商品を除き、町村農場の乳製品は江別で作っています。

クリームチーズも各種そろっており、ブルーベリー、黒胡椒といったユニークなクリームチーズもありました。私が購入したのは、無難にプレーン（笑）

ベーグルにたっぷりのクリームチーズが、目下のお気に入りの朝食

町村農場で育てた小麦で作ったドーナツ

ドーナツには天然酵母を使い、こちらで育てた小麦を使っています。ドーナツはサクサクとして軽く、何個でも食べられそうです。

訪ねた時間が遅かったせいか、ドーナツの種類が少なかったのが残念！

リベンジ（？）で、大通の直営ショップでミルクドーナツにありつきました。もちろん、飲み物は町村牛乳ですね。相性ぴったり。

イートインスペース

1階で飲食することはできませんが、2階にはイートインスペースがあります。

腰折屋根になっているせいか、2階の天井が高く、広い空間が確保されています。窓からは牧草地を見ることができます。

さっぱりした牛乳味のソフトクリーム

こちらでソフトクリームをいただきました。ミルクの味が濃厚なのに、後味がさっぱりしていて美味しい。サラサラソフトが好きな方におすすめです。

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「町村農場」さんの牛乳は、コクもあり風味もあるのに、飲み口はスッキリしています。牛乳の味の決め手は牛の育つ環境。エサが大切な要素であることから、農場で育てた牧草ととうもろこしから作っています。また、手間を惜しまず、生乳の美味しさがそのまま残る加工をしています。

牛乳にかけている手間が違えば、乳製品の美味しさも違ってくることを改めて感じました。農場直営だから味わえる美味しさをぜひご賞味ください。

町村農場 ミルクガーデン店 北海道江別市篠津183番地 営業時間：【4月〜10月】9:30 ～ 17:30（L.O. 17:00）不定休あり 【11月】10:00～17:00（L.O. 16:30）不定休あり 【12月〜3月】10:00～17:00 （L.O. 16:30） 定休日：毎週火曜日 駐車場：あり TEL：011-375-1920 FAX：011-375-1922 HP：https://www.machimura.jp