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最新の都市型水族館「AOAO SAPPORO」に潜入!7歳の子どもを持つママが感じた魅力とは

  • 2023.10.30
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2023年7月に、札幌・狸小路にグランドオープンした、都市型水族館「AOAO SAPPORO」。SNSで流れてくる「行ってきました!」の報告写真がどれもおしゃれで、気になっているママも多いはず。

とはいえ、なんだか大人な雰囲気が漂っていて、「子連れでも楽しめる?」と一歩を踏み出せない気持ちも、同じ母としてよくわかります。

そこで今回は、小学生のママであり、札幌在住ライターでもある筆者が「AOAO SAPPORO」へ親子で潜入! 実際に体感した魅力をご紹介します。

2023年、狸小路にオープンした最旬スポット「AOAO SAPPORO」って?

Sitakke

大規模な再開発により、新たなランドマークが続々と誕生している札幌中心部。2023年7月には、狸小路の元「サンデパート」跡地に複合施設「モユクサッポロ」がオープンして話題になりましたね。その4〜6階に登場した都市型水族館「AOAO SAPPORO」が「どこをみても斬新」と早くも大人気! 「楽しかったよ~」とママ友界隈で聞こえてきたりして、気になっている方も多いのでは?

ほかの水族館と何がちがう?「AOAO SAPPORO」で感じる生命のワンダー

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まちなかにある自然への入り口として、水辺の生物や大自然の魅力を伝えてくれる「AOAO SAPPORO」の展示。水族館の裏側を垣間見えるバックヤード、広大な海の世界観に浸れるデジタルアート、熱帯地方の植物が茂るミニ植物園など、単なる“水中の生き物を水槽展示する水族館”とは一線を画すゾーンづくりがなされています。

館内には、植物を含めてなんと250種4,000点もの生物が。その生物それぞれが、“人と水との関わり”、生命の不思議や多様性を語りかけてくれるかのよう。

小学生ママであるライターが親子で「AOAO SAPPORO」の魅力を体感!

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イルカショーでにぎわう「おたる水族館」や「登別マリンパークニクス」など、北海道民になじみのある水族館とはガラッと雰囲気が異なる「AOAO SAPPORO」。実際に筆者が親子で体感した施設の魅力をご紹介します。

親子で楽しむ「AOAO SAPPORO」の魅力1:かわいい!で終わらない学びの場

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たとえば、この施設の目玉でもある6階の『ペンギン』エリア。両足でホップして移動するキタイワトビペンギンの習性を活かして、陸場の形状が変化する六角形の展示ブロックを世界で初めて*採用しています。

*陸場の形状を変化できるペンギンの水槽を使用している動物園・水族館は世界初(「ペンギン会議」調べ)

ちょこんと立っている姿、お互いに毛づくろいしてあげている姿がなんともかわいらしいですが、それだけでは終わらないのが「AOAO SAPPORO」。

壁面には世界各地に生息するペンギンの種類や大きさなどがプロジェクターで映し出されていて、「この水族館にいるのはキタイワトビペンギンとフェアリーペンギンなんだね」と個体それぞれに着目するきっかけをつくってくれます。

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じっくり観察していると、1羽のペンギンから突然「クワーッ!」と鳴き声が。「ペンギンの声ってこんなに大きいの!?」と娘も大興奮。
また、じっとして動かないペンギンを見ていたら、1年に1度の換毛期を迎えていることがわかり、間近で観察できるからこそ真の生態を学ぶチャンスがたくさんありました。

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そして読書好きの娘が夢中になっていたのが、5階のLIBRARY AQUARIUM『観察と発見の部屋』。
ぺったんこ、にょろ、もさもさ……など、生物の特長がわかりやすく示されていて、1つずつ水槽を覗くのが楽しいんです。
関連する書籍や絵本を自由に閲覧できるようになっていて、さながら図書館と水族館の融合空間! 気になった魚や生物の知識をその場で深められ、知的好奇心をくすぐるエリアです。

親子で楽しむ「AOAO SAPPORO」の魅力2:子どもが撮る映え写真に感動!

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どこを撮ってもおしゃれで“映える”写真になる「AOAO SAPPORO」。お子さんの写真をどんどん撮るのもいいですが、ぜひ親子で実践してほしいのが家族対抗フォトコンテスト。「壊されないか心配……」という気持ちをぐっとこらえて、お子さんにスマホやデジカメを委ねてみてください。

大人が撮るのとはまたちょっとちがうアングルや感性の写真が撮れていたりして、あとで見返すのも楽しいです。

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実際に娘が撮った写真の1枚がこちら。数えてみると、この日だけで100枚以上も撮っていたようです(笑)

お子さん自身で写真に撮って残すと、この日出会った生物のことや得た知識が記憶に残りやすい、というメリットもあります。帰宅したあとに、お互いにどんな写真を撮ったのか披露しあうと盛り上がりますよ。

寒くなってくる秋冬は、屋外で過ごせる「AOAO SAPPORO」が親子レジャーにGOOD!

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子連れで「AOAO SAPPORO」へ行くにあたって、もう1つ気になるのが「まだオープンして3ヶ月だし、混雑でゆっくりみて回れないんじゃ……?」という点ではないでしょうか。筆者が訪れたのは夏休み時期の週末で、入場待ちはなかったものの、特に『ペンギン』エリアは前列を譲り合いながらみるくらいには混んでいました。

「AOAO SAPPORO」広報担当の方によると、平日の午後イチの時間帯が比較的空いていておすすめとのこと。おむつ交換台や授乳室、キッズスペースを備えたベビールームもあるので、未就学のお子さんも過ごしやすいですよ。

札幌の新名所となっている「AOAO SAPPORO」で、すてきな親子時間を過ごしてくださいね。

AOAO SAPPORO
■住所:北海道札幌市中央区南2条西3丁目20 moyuk SAPPORO 4階-6階
■営業時間:10~22時(最終入館21時) ※季節によって変更する場合があります
■休館日:なし ※施設メンテナンス等により臨時休館する場合があります

※掲載の内容は取材時点(2023年9月)の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。

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文:haruka
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【ライター:haruka PROFILE】
旭川出身・札幌在住のWEBライター。旅行会社に就職するほど、旅やお出かけが大好き!コロナ禍をきっかけに、「自分も周りも大切にできる旅とは?」と少し意識の変化も。小さい子どもと快適に旅するアイデアも日々考案中。

【画像】筆者撮影

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