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「衝撃の事実に呆然…」結婚できない女性の「失敗した理由」と「幸せな結婚につなげる」3つの方法

  • 2023.10.26

早く結婚したい。そんな気持ちが募って恋愛をスタートさせる女性も多いかもしれません。しかし、結婚につながる恋愛には、「やってはいいけないこと」と「やるべきこと」があります。ダラダラと結婚できるのかどうか分からない恋愛を続けたくない人は、ぜひポイントを押さえて彼との関係構築を始めましょう。

結婚したいのに決まらない…ダラダラ恋愛をやめ、結婚後も仲良しカップルでいるためにしたいこと

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 242

「30歳までには結婚したい」「子どもが欲しいから早く結婚したい」「彼なら大丈夫そうだから結婚したい」20代後半ぐらいになると、こんな声をよく耳にします。
同時に、結婚を意識して恋愛をスタートさせてみたのに、結局彼氏が自分ほど結婚に前向きでなかったため、別れを選択するケースもたくさんあります。焦りを感じている女性からしたら、そのムダな恋愛期間の発生はなんとか避けたいですよね。

今回は不本意な“人生のムダ”をなくすためにも、結婚を意識した交際をするにあたり、やってはいけない行為と、スムーズで結婚後もラブラブな2人でいるためのポイントを解説します。

「結婚前提じゃなかったの!?」女性が失敗した実例3つ

最初に、結婚を考えていたのに、相手選びや関係づくりの段階で失敗した例を3つご紹介します。こうした事例は、筆者の周りでは本当に多く存在します。ぜひ自分が同じ轍を踏まないよう気をつけましょう。

「多分大丈夫」。確認を怠った結果1年後に発覚する不一致

30歳で交際を始めたAさん。当然相手も結婚を意識しているものだと思い込み、スタート時に「いつまでに結婚したい」といった確認はしなかったそうです。
問題なく恋愛関係を育んでいけたそうですが、1年後のAさんの誕生日に問題は起きました。Aさんは31歳になったことで焦りがつのり、「結婚したいと思っているけど、あなたはどう考えてる?」と、そこで始めて彼に確認をしたのです。すると彼は「正直、結婚願望がない」と始めてAさんに告白しました。さらに言えば「結婚について今までAから何も言わなかったから、てっきり同じ気持ち(結婚願望が薄い)だと思っていた」とも言われたとか。

衝撃の意識の違いにAさんはボーゼン。でも彼のことも1年付き合って大好きだったので、その話は一旦保留にし、そこからさらに半年も交際したといいます。結局彼の気持ちが揺らぐことはなかったため、2人は1年半の交際の後に破局。Aさんは気づけば32歳となり、さらに焦りが募っています。

言いくるめて進んだ結果、両親挨拶後も進展しない関係

ハッキリ物事を言うBさんは、長年付き合っていた彼と結婚したいため、逆プロポーズをし、結婚へ向けた話し合いをスタートさせました。同棲を始めてお互いの両親とも食事会などを開催し、着々と状況を結婚へと向かわせていたそうですが、ここで問題が発生したそうです。

Bさんや状況がどんどん進む中、彼が全く結婚に向けた行動を起こさないのです。例えば、入籍日について話すと「そうね〜…」とごまかし、結婚指輪について相談すると「お金貯めないとなあ」とごまかす始末。
そんな曖昧な期間が半年くらい過ぎたころ、Bさんはついにキレて彼と喧嘩になったそうです。そこで結婚について追求すると、彼の口からは「オレは一度も結婚するとは言ってない」と、驚きの発言が! だったら逆プロポーズの段階でNOと言って欲しいものですが、彼はそれをしたらBさんが怒るから曖昧にしていたのだと言います。
結局2人は即破局。同棲解消や親への報告など、色々手間取ることもあったようですが、Bさんは「自分が頑張りさえすれば結婚は実ると思っていたのは間違いでした」と語ります。

さりげなく匂わせ…も、彼氏がトンズラして合コン三昧

最後は、明言するのが怖いからと、彼に散々匂わせた結果、自然消滅した実例です。Cさんと彼は遠距離恋愛中。結婚も意識していたCさんは、会うたびに「最近結婚式の参加が多い」「そろそろ一緒に住みたい」「もし住むなら、私は仕事どうしようかな」と、結婚の2文字こそ出さないまでも、さらなる関係発展を匂わせていたそうです。

彼も「そうね〜」と聞いてはいたものの、気づけばだんだんとLINEの頻度が減り、彼がデートをドタキャンするようになったそうです。結局3年も付き合った仲なのに、最後はCさんと音信不通になる始末。混乱したCさんでしたが、周りに相談する中で彼が不誠実かつ、自分を明らかに避けている事実を受け入れ、別れることを決意したそうです。

3つの結婚への失敗事例を紹介しました。男女の性格的な違いはあるものの、言わない・勝手に動く・匂わせるといった行為は、あまり良い結果に繋がりません。また、例え結婚できたとしても、コミュニケーション面での誠実な向き合い方ができていない以上、結婚後に2人の間でトラブルが生まれる可能性は高いとも言えます。

ダラダラ付き合いをやめ、幸せな結婚につなげる3つのポイント

失敗を避けるためには、幸せな結婚に繋がるポイントをいくつか押さえて行動する必要があります。ここでは3点解説します。

ポイントを押さえた話し合いをする

話し合いが大切なことは、皆さんもご存知だと思います。しかし、恋愛をスタートする段階で話し合いを行っても、重要なポイントを押さえられていないと結局関係が進んでも次のステップに進めなくなることがあります。ここでお伝えしたい話し合いのポイントとは、主に3点あります。

  • 結婚の時期
  • 定期的な話し合いの場の設定
  • 交際中に知りたいこと

この3点についてお互いの考えを出し合い、同意を取ってから恋愛をスタートできれば安心感が高まるでしょう。なぜこの3点が大事かというと、「結婚は考えている」とか「いいんじゃない」みたいな曖昧な確認だけで交際を続けると、色んな問題が後で起きやすいからです。
例えば時期の不一致が起きやすかったり、最終的な結婚のアリナシの判断までドキドキした時間を過ごすことになったり、結局確認したいことが確認できず、ズルズルと恋愛期間が伸びるなどの可能性が高まります。

「決めてもらう」受け身スタンスを意識してやめる

女性の中には、どうしても「結婚=男性が決めるもの」と考える人がいます。
もちろんそれを望むことは否定しません。しかし、相手任せのスタンスで過ごすことは、自分の決定権や主導権を手放すことになり、結婚願望が強ければ強いほど、その選択はあなたにとって不利になります。

だからこそ結婚に対するスタンスは「相手に決めてもらう(プロポーズしてもらう)」のではなく、「2人で最適なカタチとタイミングを見つける」ものであると、改めて意識をアップデートして恋愛を進めましょう。それができれば、きっと彼との関係も良いものに発展します。

結婚をゴールにして恋愛しない

あまりに結婚したい気持ちが高まると、人は「とにかく結婚できそうな人」「結婚しても大丈夫そうな人」に目がいきがちです。しかし結婚の達成にばかりフォーカスして人を見ると、人選ミスを起こしかねません。筆者はそういうケースを多数見てきましたが、結婚に焦点を当てて突っ走ると、結婚後には「聞いてなかった」の問題が高確率で発生します。

  • 結婚後に相手の借金がわかった
  • 急いで結婚したら妊活で不一致が起きた
  • 結婚後に彼のだらしない性格が露呈
  • 結婚したら自分の気持ちが冷めた

などはありがちで、多くはゴール設定が「結婚」になっているから起きる問題です。あくまでも目指すのは幸せな結婚生活であり、そのためにどういう人といつ結婚したいか、どんな自分やどんな生活を送りたいかを振り返りましょう。

ここまで、ダラダラ恋愛が続かないための結婚前提交際のポイントを解説しました。
結婚に色んな憧れを抱く人は多いですが、その憧れを叶えるのは、彼ではありません。あくまでも、彼とあなたの関係作りが理想を形作っていきます。その点は忘れず、いい恋愛から始めていってください。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

©Akemi/Adobe Stock

文・おおしまりえ

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