アイさんは息子・レントくんの幼稚園の入園式で笑顔が素敵なママ友・ショウコさんに出会います。ショウコさんから仲良くしようと言われ、うれしかったアイさん。しかし、次第にショウコさんの言動に違和感や恐怖を抱き始めます。ショウコさんとの付き合いに疲れたアイさんは、ショウコさんと距離を置くことに。アイさんは幼稚園のお迎え時間を早め、理由をつけて朝一緒に登園することも断り、ショウコさんと顔を合わせないようにしていました。しかし、ある日の幼稚園のお迎えでたまたまショウコさんと出会ってしまいます。レントくんにお願いされ、アイさんは仕方なくショウコさんとショウコさんの息子・タクマくんと公園に行きますが、そこでタクマくんがレントくんにけがをさせてしまいました。タクマくんを注意するアイさんのことを、ショウコさんは笑ってきて……。
突き飛ばしたのには理由があった…?
人の子どもにけがをさせておいて、笑うなんて……。
私は「謝るべきじゃないですか?」と思わず怒りましたが、ショウコさんから返ってきたのはまさかのリアクションでした。
「そんなことで怒るなんてみっともないわよ?」とショウコさんは笑顔でとアイさんに向かって言います。
怒りを感じながら帰宅し、レントくんの手当てをするアイさん。するとレントくんが、タクマくんが突き飛ばした本当の原因は「タクマくんのカラダの傷やあざを、オレがからかったから……」と話し始めたのです。
あまりにも衝撃的な内容に、アイさんは言葉を失います。レントくんは自分が悪かったと反省しながらも、「タクマくんのカラダはなんであんなに傷だらけなの?」とアイに聞くのでした。
ショウコさんの態度に怒り心頭のアイさんは、ショウコさんに言い返すことはせず、すぐにその場から去る選択をしました。わかり合えないと思った相手とは、言い争わず、一旦距離を取ることも必要なのかもしれません。
とはいえ、心配なのはショウコさんの息子・タクマくんの体のこと。著者さんによると、どうやらタクマくんの傷の原因はショウコさんではないようなのですが気になりますよね……。
他の家庭のとてもセンシティブな問題を知ったとき、みなさんはどう対応しますか?
著者:ライター ShareStory
ベビーカレンダー編集部