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【京都ツウ】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した後鳥羽上皇ゆかりの地「五辻殿跡」

  • 2023.10.26

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区西陣にある史跡。昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも注目された人物の史跡。

NHK大河ドラマでも注目された後鳥羽上皇ゆかりの地

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上京区西陣エリア。五辻千本通交差点を東へ行った場所。

ちなみに五辻通は大宮通から上七軒・北野天満宮東門前の御前通までの東西を走る通りで、江戸期には糸問屋が集まり、現在も織物や機業の京町家が点在する古い佇まいの通り。他、京都屈指の老舗もあったり。

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そんな通りのとある建物の脇に建つ駒札。ちょっと植木で隠れていますが、石碑もあります。

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見ると、『五辻殿跡』と書かれていて、この南側は市立嘉楽中学校があります。

五辻殿は、後鳥羽上皇(1180年~1239年)の院御所(退位した天皇の住まい)として、元久元年(1204年)から使用された邸宅。後鳥羽の御所は十数か所あったとされていますが、こちらは上皇の生母七条院藤原殖子(1157年~1228年)の弟・坊門信清(1159年~1216年)が造営したもの。

後鳥羽上皇といえば、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で歌舞伎俳優・尾上松也さんが演じ、源「実朝」の命名をした人物。さらに文武両道で、和歌の才能にも長け新古今和歌集の編纂でも知られています。最終的に承久の乱で幕府軍に敗れ、隠岐島へ島流しになりましたが、京都市内には後鳥羽上皇ゆかりの史跡がいくつか見られます。

石碑は大正5年(1916年)、京都市教育会により五辻殿推定地(五辻通浄福寺西入南側)に建てられ、後に嘉楽中学校に移動し、さらに平成11年(1999年)にこの地に移されました。

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その名残りからか、この建物自体は賃貸住宅のようですが、その事務所にも『五辻殿』の名称が残っています。

古い時代の京都を知る史跡であり、この五辻通は比較的静かで、散策するにも興味深く面白い通り。のんびりとした史跡めぐりにもオススメのスポットです!

詳細情報

名称:五辻殿跡
場所:京都市上京区五辻通千本東入北側

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