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年収1200万円だった勝ち組エリートが年収230万円の老後貧乏に…なぜ定年後に資金不足になってしまったのか

  • 2023.10.25

人生100年時代、老後破産は他人事ではありません。

今回は、現役時代はお金に余裕があったのに、定年退職して老後貧乏に陥ってしまったエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■大手製薬会社の研究部門で40年勤務

私は某薬科大学で修士課程を修了した後、研究室の教授の紹介で大手製薬会社に入社し、研究部門で医薬品の開発に携わってきました。

年収は最も良かった時で1,200万円を超えていました。

その会社で約40年弱働いた後に退職し、今は年金生活者となりました。現在の年収は年金のみで、230万円そこそこです。

ここから所得税や住民税、固定資産税、健康保険料、介護保険料など諸々を引かれると使えるお金はひと月あたり15万円を切ります。

この物価高騰の中、四苦八苦しているというのが実情です。

■私が老後貧乏に陥ったわけ

現役時代は手取りが月50万円ほどありましたが、生活費以外はすべて使い切るような生活を送っていました。得た収入は贅沢な外食やギャンブルで概ね使い果たしてしまい、貯金や投資はまったくしてきませんでした。

今になってつくづく思うことは、現役当時から少しずつでも投資をして、将来に備えておけば良かったということです。

月々3万円を3%の利回りで17年間地道に積立投資していれば800万円近くの資産が築ける見込みなのだそうです。

今さらながら、金融の知識をしっかり学んでおけば良かったと後悔しています。

現役時代からしっかりと将来を見据えて、老後の生活が成り立つように準備をしておくことが必要だったと思います。

まだ若くて年金などの実感のない方に「将来貰える年金って、とっても少ないですよ!」とだけは言っておきたいです。

(60代・男性)

今回は、老後貧乏にまつわるエピソードについてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部

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