「東京って雪に弱いのね～！！」転勤して分かった【雪国マウント】を取りたがる心理とは？

筆者は都心近辺と雪国で暮らした経験があります。それぞれの雪が降った日の状況が、あまりにも違うので、面白く感じています。SNSでは、「東京って雪に弱すぎ！」なーんて、雪国の人がマウントをとっている投稿を見ることもありますが、それには理由があって──？

結婚して埼玉県→長野県へ引っ越し

埼玉県で生まれ育った私。社会人になってからは毎日東京へ通勤していました。そんな私が結婚後に夫の転勤先である長野県長野市に引っ越しすることに。約4年の遠距離の末の結婚です。なお、夫は生まれも育ちも神奈川県ですが、結婚したときには長野県民6年目。雪国での生活にすっかり慣れた状態でした。

そして始まった雪国生活。雪が降るだけで私は新鮮な気持ちになりました。初めての雪国生活でしたが、夫が雪国のベテランなので大きな不安はありません。そもそも、雪に慣れた地域は除雪もしっかり行われるし、凍結防止の塩カルも豊富。住んでいる人も雪に慣れているので一晩で50cm積もっても全く動じません。

ちなみに、住んでいたのは会社借り上げのマンション。しかも地下駐車場で、そのうえ1階に飲食店のテナントが入っていて店員さんたちが雪かきをしてくれます。雪国に住んでいながら雪かき不要の快適ライフでした。一番近いスキー場は車で30分の距離。ウィンタースポーツも満喫しました。