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「俺、バカだもん」宿題をする理由って何?必死に説得する母を凍らせた息子の反応とは!?<親と宿題>

  • 2023.10.25
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3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。学年が上がるにつれ、宿題は増える一方。3年生になったイチくんは、宿題を終わらせないまま登校します。それでも先生に叱れることはなく、味を占めたイチくんは無敵状態に。しかし、ついに先生から自宅へ電話がかかってきてしまいます。無理にでも宿題をやらせるべきか否か、オニハハ。さんは悩みますが、夫は「宿題やった覚えねぇし」と言うのです。

「でも俺、子どものころに宿題やった覚えねぇし」——。

夫の意外な一言に目からウロコのオニハハさん。は、「宿題をやる意味」について考え始めます。

必死に説明してみたけれど…

「ちゃんと説明できる自信ないな……」

オニハハ。さんは「宿題をする理由」について検索。大量の宿題を前にやる気をなくしそうなイチくん本人にも、同じ質問をします。

「勉強しないとバカになるからでしょ。俺、バカだもん」

「イチはバカじゃないよー!! テストだって、いい点取れてるし!」

オニハハ。さんは沈んだ表情を浮かべるイチくんを目いっぱい励ましながら、宿題をする理由を伝えます。

しかし、イチくんの表情は曇ったまま……。

「わかった、頑張る!!」

オニハハ。さんの必死さに根負けしたのか、一度は机に向かったイチくん。しかし、やる気も長くは続かず、数分後には力尽きてしまいます。

イチくんを奮起させるべく、宿題をする理由について、オニハハ。さんは自身の後悔やイチくんの未来も交えながら説明しますが……

「お母さんは大学行ったの? じゃあ、俺も行かない」

大学に進学していないオニハハ。さんは、完全なる図星。

それでも宿題をすることの先にあるメリットを語り続けますが……

「勉強していなくても、お父さんもお母さんも、今、幸せそうだもん!」

オニハハ。さんの頑張りもむなしく、イチくんは満面の笑み。説得するどころか、むしろ複雑な気持ちになってしまうのでした。

宿題をする理由、大人でも戸惑ってしまう質問ですよね。

子どもに宿題をさせることは、大人にとっても大きな苦労。すると、ついつい隣の芝が青く見えそうなものですが、宿題があるのは他国も同様の様子。国際的な学力調査団体によれば、調査に参加した60以上の国と地域のすべてに宿題が課されていたとか。

宿題に取り組ませることへの親の悩みは、もしかすると万国共通なのかもしれません。


著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。

ベビーカレンダー編集部

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