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「地獄のスケジュール!」1分の遅れが命取り…繊細すぎる子どもの育て方 <泣く子がつらい>

  • 2023.10.25
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現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?

おむつ替えは泣いて逃げるので、腕を押さえつけながらの格闘の日々。

また、手が汚れることをとても嫌がるため、滑り台はなるべく手を付けないように登り、手掴み食べもしませんでした。

ごはんを食べる際、プレートの端に少しでも汚れがつくと「拭いてぇぇぇ!」と怒るので、その度にママは拭いてあげるなど、小さなストレスがたまっていきました。

ママが頭を抱える行動はまだまだあり、その一つは「睡眠」でした。

ネントレに苦労する日々

こっちゃんの寝かしつけは、赤ちゃんのころから大変で生後4カ月ころから本やインターネットで勉強することに。いろいろと試した結果、自力で眠ってくれるようになりました。

こっちゃんの睡眠に合わせて1日の計画を立て、少しでも時間がずれると眠ってくれなくなるので頑張ってスケジュールをこなす日々。そんな中、ベビーベッドでしか眠ってくれないという新たな問題が浮上したのです。

ベビーカーにおとなしく座っていられず、抱っこひもも嫌がるので、外出先で眠ってくれません。昼寝を考慮してスケジュールを立てると、出かける範囲が限られてしまいママのストレスは限界に……。パパと相談した結果、入眠アイテムとして、いつも使っている通称「おふとん」を持ち運ぶことが浮かびます。

このおふとんを持ち運ぶことで、外出先でも寝てくれるようになりました。

スケジュールに追われる生活や寝不足が続くと、ママの体が心配になってしまいます。こっちゃんのこだわりをポジティブにとらえ、対処していく姿は見習いたいものです。いろいろと試行錯誤して、その子に合った改善策を見つけていきたいですね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※自閉スペクトラム症について

自閉スペクトラム症は発達障害のひとつで、対人関係が不得意、強いこだわりがあるといった特徴が現れることが多いです。感覚過敏による症状の影響で、睡眠障害が現れることがあります。
ただし、1歳前後の場合、発達に個人差があり環境に左右されやすい時期なので、明確に判断することは難しいです。一般的に、自閉症は3歳ぐらいで診断されることが多いです。
気になる症状や行動などがある場合はかかりつけの医師、児童精神科、小児神経科の医師へのご相談をおすすめします。


監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生


著者:マンガ家・イラストレーター はちこ

ベビーカレンダー編集部

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