1. トップ
  2. ファッション
  3. 速報! 第73回ゴールデングローブ賞、女優たちのドレススタイルをチェック。

速報! 第73回ゴールデングローブ賞、女優たちのドレススタイルをチェック。

  • 2016.1.13
  • 769 views

【さらに写真を見る】速報! 第73回ゴールデングローブ賞、女優たちのドレススタイルをチェック。

1月10日(現地時間)、第73回ゴールデングローブ賞がLAのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催された。2月下旬のアカデミー賞まで、約1カ月半に渡って争われる賞レースの開幕戦とも言えるこのアワードのファッショントレンドは、エフォートレスビューティがキーワードに。レッドカーペットでひと際目立った、10名のドレススタイルをいち早くチェック!

ジェニファー・ローレンス シャープなカッティングでエレガントに。

25歳という若さですでに『世界にひとつのプレイブック』(12)で主演女優賞、『アメリカン・ハッスル』(13)で助演女優賞の受賞経験を持つジェニファーは、デビッド・O・ラッセル監督の『Joy(原題)』でまたもや助演女優賞を獲得。そんなキャリア絶好調の彼女は、カスタムメイドのディオール(DIOR)の鮮やかな赤のドレスでレッドカーぺットに登場した。ウエスト部分が大胆にカットアウトされたデザインでた個性を漂わせたジェニファー。首もとに輝くショパール(CHOPARD)の大胆なダイヤモンドネックレスが、インパクティブなデザインに負けない存在感を放ち、エレガントな美を見せつけた。

アリシア・ヴィキャンデル ロマンティックが香るホワイトスタイル。

3月18日(金)に公開予定の『リリーのすべて』で主演女優賞、『Ex Machina(原題)』で助演女優賞とダブルノミネートとなったアリシア。残念ながら受賞は逃したものの、映画界に演技力とキュートなルックスを印象づけることに成功した。2015年からブランドの顔を務めるルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)のホワイトのドレスで、フェミニンな魅力をアピール。首もとからサイドにかけてあしらわれたフリルでとびきりスウィートに装いながらも、サイドから背中にかけて大きく開いたエプロンスタイルがセンシュアルなムードを漂わせた。耳もとは、ダイヤモンドのドロップイヤリングで上品に。

ケイト・ブランシェット 流麗なシルエットで魅せるペールピンク。

2月11日(木)に公開される『キャロル』の演技で主演女優賞にノミネートされたケイト。今や賞レース常連の彼女だけれど、ドレス選びは役柄選び同様、守りに入ることなく徹底して攻めるのがケイト流。彼女の白い肌を引き立てるジバンシィ(GIVENCHY)の繊細なフリンジがふんだんにあしらわれたピンクのドレスを纏い、圧倒的な存在感を発揮した。ケープのようなデザインのフロントスタイルに対して、バックが大きく開いたドレスは色気と気品をMIXさせたグラマーなスタイル。ボブレングスのヘアはスリークに仕上げて、耳もとはティファニー(TIFFANY & CO.)のジュエリーでセンシュアルな印象を醸し出した。

キルスティン・ダンスト セクシーなデザインと素材で魅せるブラック。

他と差を付けるのが難しく、華やかな席では地味に陥りがちになるなど、アワードでは敬遠されつつあるブラックドレス。そんなブラックを完璧なスタイリングで着こなしたのが、『FARGO/ファーゴ2』でテレビドラマ部門の女優賞にノミネートされたキルスティンだ。フロントが大きく開いたセクシーなデザインとベロアの重厚感が存在感を放つヴァレンティノ(VALENTINO)のドレスに、キルスティンのヘルシーボディが見事なハーモニーを奏でた。ルースにまとめられたヘアとスモーキーなアイメイクでレッドカーペットを圧巻。

ブリー・ラーソン 主演女優はゴールドで煌びやかに。

『ROOM(原題)』の演技で、26歳にして主演女優賞を獲得したのはブリー・ラーソン。リュクスでエレガントなカルバン クライン(CALVIN KLEIN)のゴールドのドレスでレッドカーペットに舞い降りた。いつものミニマルなスタイルではなく、ワンランクアップしたゴージャスなドレスをセレクトしたのも、抜群の演技力で受賞確実とまで言われていただけに、檀上にあがることを意識していたからかも。ウエストからヘルシーな小麦肌が覗くデザインは華やかでありながら、気品さも感じられる。重たくなりすぎないように足元はややシアーなデザインで、ほどよく抜け感も意識。細部にわたってこだわりが感じられる一着で、旬の女優の輝きを見事に体現した。

ケイティ・ペリー 大人の魅力を引き出すミニマルなデザイン。

プレゼンターとして式に出席したケイティは、プラダ(PRADA)のピンクのドレスで力強くもセクシーなディーバの貫禄を放った。彼女の肉感的なボディにフィットしたミニマルでクラシックなフォルムのドレスは、サーモンピンクと深く開いたセクシーな胸もとのコントラストが印象的。ブリジット・バルドーを彷彿とさせるトップにボリュームを持たせたヘアスタイルで、レトロモダンな空気を漂わせた。リップやネイルもドレスと同様にピンクで統一し、ケイティらしいキュートなスタイルが完成。シンプルなドレスをより輝かせたのがミニマルなジュエリー使い。添えられたダイヤモンドの輝きが、洗練されたエレガンスを際立たせた。

ルーニー・マーラ ナチュラルながらも印象に残るエアリーなドレス。

ケイト・ブランシェットと同様、2月11日(木)に公開される『キャロル』で主演女優賞にノミネートされたルーニーは、いつものミニマルなダークスタイルは完全封印。随所にカッティングが施されたアレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)のエアリーなラッフルドレスでエレガンスを体現した。ルーニーの美肌をより一層引き立てるヌードカラーのドレスには、ジュエリーは最低限で十分。その替わりに鮮やかな赤リップが、透け感たっぷりのロマンティックなドレスにスパイシーなアクセントを添えている。ムード漂うルックには、タイトにまとめたヘアはシャープな印象を与え、凛々しい美しさを最大限に主張した。

レディー・ガガ 往年の女優を彷彿とさせるクラッシックなスタイル。

マリリン・モンローを彷彿とさせるヘアメイク&ドレスで会場入りしたのは、レディー・ガガ。奇抜なファッションでいつも楽しませてくれる彼女だけれど、テレビのミニシリーズ部門で女優賞にノミネートされたこの日はヴェルサーチ(VERSACE)のドレスでシックに登場。マーメイドスタイルのヘムラインにウエストのフィット感が女性的で美しい。デザインの美しさだけでなく、そのこだわり抜かれたディテールにも注目を。ヒップのあたりに少し膨らみを持たせ、胸のカップも尖ったようなフォルムになっている。エレガントなスタイルの中でも自分らしさを主張するあたりは、さすがガガ。

シアーシャ・ローナン 等身大の姿を純白なケープドレスで表現。

サンローラン(SAINT LAURENT)の真っ白なケープドレスで、少女と大人の女の狭間を揺れる繊細な魅力を放ったシアーシャ・ローナン。『ラブリー・ボーン』(09)で一躍その名を世に轟かせた彼女もすでに21歳。今回のグローブ賞では『Brooklyn(原題)』で主演女優賞にノミネートとなった。ドレープをたっぷり効かせた流麗なドレスはボディの上を緩やかに流れ、シアーシャのアンニュイな表情を優しく包み込む。背伸びをしない等身大の彼女の雰囲気にマッチしたドレス選びで好感度も高かった様子。ショパール(CHOPARD)のジュエリーが、メイクもヘアもナチュラルに仕上げたパーフェクトルックに華を添えた。

ケイト・ウィンスレット 女王の名にふさわしい気品漂うロイヤルブルー。

ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)より鮮やかなブルーのドレスをチョイスしたのはケイト・ウィンスレット。「安心できる」との理由から、賞レースではかなりの確率でブラックを選ぶ彼女だけれど、2月12日(金)に公開される『スティーブ・ジョブス』で助演女優賞を獲得した今回は、ケイトにしてはかなり鮮やかな色味のドレスを選択した。ホルターからサイドにかけてシルクサテンがアクセントなっているドレスは、ケイトが発する余裕たっぷりのオーラをクールに表現する。同アワードの常連である女王ならではの、ロイヤルブルースタイルに納得。

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる