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「え、ダメなの!?」だんだん強まる陣痛中に衝撃の一言。初めての無痛分娩に…<無痛分娩出産レポ>

  • 2023.10.24
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夫・ちゃんこさんと、娘・ふーちゃんと暮らしている、なつさん。これはなつさんが、ふーちゃんを出産したときの記録です。出産予定日は12月30日。なつさんは妊娠8カ月で里帰りをし、無痛分娩で出産、産後は母子1カ月健診が終わるまで実家で過ごす予定でした。しかしなつさんは、ある日の夜、思ってもいないタイミングで破水し、そのまま入院して出産することに……。

陣痛キタキタ…

「朝には生まれるかも」と言われてしまったなつさん。

夫がお産までに間に合うかもわかりませんし、麻酔医が間に合わなければ希望していた無痛分娩もできなくなります。

そんな不安の中で待つこと数時間。午前9時になり、麻酔科医にも無事会うことができました。

※正しくは、陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。

※「人工破水」は、正しくは「人工破膜」です。

※羊水が残っているので→卵膜(胎児、羊水が入っている膜)が残っているので

破水をしても羊水がまったくなくなることはありません。破水している状態で高位破水(内診時に、卵膜が触れる状態)だった可能性があります。

麻酔医と改めて話し、無痛分娩の実施を承諾したなつさん。
すでに破水しているため、さっそく陣痛促進剤を入れてお産をすすめ、無痛分娩の麻酔処置をしていくことになりました。

なつさんの場合はあぐらをかいた姿勢で、麻酔を入れていきました。
ただし、麻酔医によると初産で子宮口がかたいため麻酔は少なめにしてあるとのことです。

その後、陣痛室に戻ったなつさんは、「出産が終わるまで飲食禁止」という衝撃のひと言を聞きます。なつさんは、昨日の夕食から何も食べないまま出産に臨むことになりました。

無事に夫も到着したころ、なつさんの陣痛がだんだん強くなっていくように……。
なつさんは「これほんとに無痛なんだよね……」と不安になってしまいます。
しかし子宮口の開き具合はあまり変わらず、13時ごろに人工破水(正しくは「人工破膜」)。その後、麻酔の量も増やすことになりました。

◇ ◇ ◇

無痛分娩とは、麻酔の薬を使って陣痛の痛みを少なくするお産の方法です。「無痛」とは言いますが、痛みを完全に取り除くわけではなく、また人によっても痛みの感じ度合いが異なるそう。

無痛分娩には、痛みを少なくすることができるなどのメリットと共に、麻酔の薬剤の副作用やお産が長引く可能性があるなどというデメリットもあります。出産をするのはママ自身。きちんと医師の説明を受け、自分の体とよく話し合って、納得した上で出産方法を選ぶ必要がありそうですね。

監修/助産師 松田玲子

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:マンガ家・イラストレーター なつ

ベビーカレンダー編集部

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