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タクシーの業界用語「赤ランプ」の意味、分かる?

  • 2023.10.24
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普段無線を使って、運行管理者とやり取りをしているタクシー運転手。さまざまな業界用語があり、無線でやりとりする中で、「●●駅タクシー乗り場が赤ランプです」 という会話が交わされているそうです。

ある光景を見たときに使われる「赤ランプ」とは、どんな意味でしょうか。

■「赤ランプ」はタクシー乗り場で見られるある状態のこと

「赤ランプ」とは無線配車をする際、タクシーが足りない場合に使う業界用語です。配車をする側の人が使う言葉で、このような状態のときには、すぐに配車できないので、同じ無線グループの別会社に配車されることもあるようです。

無線配車とは、営業所にいないタクシーに無線で指示を与え、依頼された客の指定場所へ差し向けることです。

■タクシーの屋根上部にある表示灯——赤色点滅のサインとは

一般に「行灯(あんどん)」と言われる、タクシーの屋根の上にある表示灯は、1954年ごろから付けられるようになりました。

実車空車を分かりやすく識別するなど、社名が一目で分かる行灯ですが、もともとは戦後の不安定な社会を背景に、タクシー強盗から身を守るため、車外へ緊急事態を知らせる防犯灯として作られたのがきっかけです。

今も、緊急時では行灯を赤色点滅する仕様になっている ので、万が一見かけた際は速やかに通報することを覚えておくとよいです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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