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頑張りすぎていませんか?「共働きの妻」に夫が本当に求めているコト3つ

  • 2016.1.12
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多くの夫婦が共働きの現代社会において、“新しい夫婦の価値観”を創造することはとても重要なテーマ。しかし、親世代は“妻が家事や子育てすべてをこなす”のが一般的なセオリーでしたから「そんな親のようにはなれない!」という悩みをを抱えている方も多いはず。

そこで今回は、夫婦関係のアドバイザーとして多くのカウンセリングをしてきた筆者が、女性が勘違いしがちな“働く妻に夫が求めていること”を3つご紹介します。

 

「家のことは妻の責任」は100年前の常識

母親が専業主婦だった人は“家事や子育ては全て妻がやるもの”と思っていませんか? でも、冷静に考えてみてください。これは専業主婦だから成り立つこと。夫は外で働き、妻が家を守るというのは、ある意味“女性に外での仕事がなかった時代”の役割分担です。お祖母さん以前の時代からあった100年前の常識と言えるでしょう。

時代は変わって、今は多くの人が夫婦共働きで豊かな暮らしを求めるようになりました。こんなに社会が変化しているのに家庭の常識は古いまま。だから親世代の“働く女性”は並々ならぬ苦労を強いられてしまったのです。

 

■仕事も家事も全部…なんて無理!

「私ばかりが苦労している」そんな母親のグチを聞いて大きくなった人もいるかもしれません。人間、無理な負担が積み重なると心が疲弊し、夫婦関係にひずみが生じます。“仮面夫婦”や“家庭内別居”は女性が無理をし続けたことで起こった悲しい結果のひとつといえます。

そんな無理をなくすには、やはり夫の協力が必要です。でも、夫の母親も専業主婦、もしくは働きながら家事も子育ても全部やってきたという場合が多いですよね。まずは夫の価値観を調整してもらう必要があります。

これは大切な“話合い=話愛”です。最近は、話し合いによって新しいルールづくりに成功した夫婦もたくさんいます。家事に参戦しかっこよく料理をこなす夫やイクメンが増えているのもその結果でしょう。

 

■夫が「働く妻」に求めていること

(1)いつも笑顔でいてほしい

「仕事も家事も完璧にせねば」とあなたが自分を追い込んでしまうと、イライラが募って家庭が暗くなります。母親の苦労を見てきた多くの男性は何よりそれが辛いのです。

「妻が働いて経済的余裕が出来るのはありがたい、家に手料理があるのも嬉しい。でも無理だけはしないで欲しいし、できればいつも笑顔が見たい。」

これが夫の本音です。だから、妻が笑顔になるために自分ができることは積極的に協力したいと考えているのです。家のことは女性にしかわからないからと諦めず“何を協力してほしいのか”を伝えてあげましょう。

(2)家事は「分担」ではなく「協力」から

いきなり“分担”では、ハードルが高いと感じる夫もいます。ここは妻が一歩譲って「協力してほしい」とお願いするのがベスト。

まずは彼が得意なことからお願いしていきましょう。やってくれたことには細かく文句を言わず、まずは「ありがとう!」や「すごい!」の言葉を口にして。

(3)もっと「共通の話題」で会話がしたい

妻が社会からリタイアすると、夫婦間の話題が合わなくなってしまう場合も多くあります。しかし、男性はあなたと“共通の話題”で話がしたいと考えています。

最近では、女性も社会に出ているからこそ、「共通の話題があり、夫婦の会話が充実している」という男性の喜びの声をよく耳にします。実は、それは男性が家事に参加することでも同様で、「自分が家事に協力したらもっと話題が増えた」という男性も少なくなりません。

“共通の話題で話したい”という男性の望みを叶えるためにも、家事に協力してもらうことは大切なのです。

 

いかがでしたか? 昔の世代を参考にして「きっと男はわかってくれない」と決めつけてしまうのは残念なこと。今の男性は意外と聞く耳をもっているのです。男性に頼るのが苦手な女性が多い世の中ですが、長い目で見れば自分のためでもあります。ぜひ頑張ってみてくださいね!

 

【著者略歴】

※ 珠艶・・・ 美容整体師・ヒーラー・恋愛コンサルタント。美人になる整体、幸せになるヒーリング、自分らしい恋愛・結婚をテーマに多くの女性をサポートする美容整体・ヒーリングサロン『レボルシオン』の総合セラピスト。仙台・東京を中心に活動。著書『女整体師が教える快感のスイッチ』他。

【画像】

※ Goodluz / shutterstock

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