1. トップ
  2. 恋愛
  3. 浮気相手「旦那さんと1年前から付き合ってます♡」→届いた写真に写っていたのはまさかの人物だった!

浮気相手「旦那さんと1年前から付き合ってます♡」→届いた写真に写っていたのはまさかの人物だった!

  • 2023.10.24

夫の浮気相手を名乗る女から「旦那さんと1年前から付き合ってるの♡」とメッセージが届きました。相手にしないようにしていたら、今度はツーショット写真が送られてきたのです―。

謎の女から届いた「旦那さんと1年前から付き合ってるの♡」という勝ち誇ったようなメッセージ。とりあえず「宛先を間違えていませんか?」と聞いてみたものの、「間違えてないわ!」と即答されてしまいました。

なんだこいつ

浮気相手によると、私の夫は仕事だと嘘をつき、ずっと浮気相手の家にいるそう。さらに、浮気相手は私の夫の車にピアスやコスメをわざと落としたりして、私に略奪をにおわせていたそうです。

「バレるかバレないかのスリルがおもしろいの!」と言う浮気相手。残念ながらそのおもしろさや性癖は、私にはまったく理解できません。

呆れた私が「こんな馬鹿女に引っ掛かる男が情けないですね」「スリルがほしいなら、紙テープでバンジージャンプでもしてきたら?」と言うと、「私はあんたが怒ったり泣いたりしているところが見たいのよ!」と逆ギレ。

浮気相手が「どうせ強がってるだけでしょ、負け組女が!」「いつか絶対にあんたを泣かせてみせるから!」と捨て台詞を残し、そこでメッセージのやり取りは終わりました。

義弟の要求

1週間後――。

最近、私を悩ませている相手は浮気相手の他にもう1人いました。義弟です。事あるごとに、夫が私に残した遺産をよこせと言ってくるのです。

「この不況で俺も嫁も給料が減っちゃってさぁ~」「うちの3人の子どもたちのためなら、兄貴も遺産を使ってほしいんじゃないかな?」という義弟の言葉に、一瞬同情してしまった私。しかし、義弟は月に30万も要求してきたのです。

思わず驚いた私に、「子どもってマジでお金がかかるんだよね」「兄貴が亡くなってから、義姉さん全然働いてないし、困らないだけの遺産があるんでしょ?」と続ける義弟。

私が在宅で働いていること、遺産は大切に使っていることを話しても、義弟は諦めてくれません。「義姉さんが働いてるなら、いっそ遺産いらなくない?」「兄貴を思い出すような遺産は俺たちが全部使ってあげるよ!」ととんでもないことを言い出したのです。

私には、夫のことを忘れるつもりも、他の人と再婚するつもりもありません。「悪いけど、夫の遺産はあてにしないで」「その代わり、資産管理や家計のことを相談できる優秀なファイナンシャルプランナーさんを紹介してあげる」と言うと、義弟は「そんな面倒なことは必要ないんだよ!」「下手に出てお願いしてやってるのに!遺産独り占めなんてしてんじゃねーぞ!」と義弟は手のひらを返したように怒鳴ってきたのでした。

火遊びの後始末

3日後――。

浮気相手からツーショット写真が送られてきました。そこに写っていたのは浮気相手と思われる女と……義弟。リスクを背負ってでも人を傷つけようとする浮気相手の浅はかさに、ほとほと呆れてしまいます。

「旦那の浮気相手に舐められてるのにどうして怒らないの!」

「少しは泣いたり悔しがったりしなさいよ!」

「夫は3年前に亡くなったので」

「え?」

私は事実を伝えました。私の夫は3年前に亡くなっているのです。

どうやら浮気相手は義弟のスマホを覗き見して、私の連絡先を手に入れたよう。私の名前の後に「嫁」と書かれていたため、てっきり私を義弟の嫁だと勘違いしたそうです。

「あなたたちの浮気のことは、私からちゃんと本当のお嫁さんに伝えておくから!」「素敵な証拠をたっぷりとありがとうね!」と言って、私は意気揚々と浮気相手とのやり取りを切り上げました。

2時間後――。

義弟のお嫁さんにすべてを話した私。そこへ、義弟から怒りのメッセージが届きました。「黙ってくれてればよかったのに……!」「兄貴がかわいがっていた甥っ子たちが父親を失ってもいいのかよ!?」と言われましたが、最低な浮気男を弟に持った夫の方がかわいそうです。

だから、私は徹底的に義弟に責任を取ってもらうことにしました。義弟は慰謝料や養育費などで月10万円ずつ支払わないといけないようですが、助けてあげるつもりはありません。「お前がバラしたんだから、兄貴の遺産で全部払えよ!」と逆ギレされましたが、そもそも悪いのは浮気をした義弟たち。正論を言うと、ようやく義弟は大人しくなりました。

結局、義弟夫婦は離婚。甥っ子3人は、お嫁さん側に引き取られることになりました。私も近所に引っ越し、亡き夫のおもかげがある甥っ子たちに会いに、ちょくちょくお邪魔しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる