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素敵なあの人のお宅訪問!【都心のヴィンテージマンションをフルリノベ!ワンルームで1人暮らし】

  • 2023.10.23

インダストリアルなワンルームに自分らしさで彩りを

森本萌乃さん(MISSION ROMANTIC代表/Chapters bookstore 書店主)

経営者としてパワフルに活動している森本萌乃さんは、都心のワンルームで1人暮らし。ヴィンテージマンションならではの造りに惚れ込み、建築に携わっているご両親の設計・施工を経てフルリノベーション。森本さんが「女性でも男性でも違和感なく暮らせる空間にしたくて、ちょっと武骨でインダストリアルなインテリアに」と語るように、建築時そのままの躯くたい体をむき出しにしたコンクリートをメインに、キッチンやドレッサー周りのコーナーに白いタイルをあしらっています。
無機質になりがちなインテリアデザインながら、積み上げられた本やキュートなオブジェ、棚に並んだボトル&グラスなどから、仕事や趣味に精力的に取り組み、友人と集まるときはとことん楽しむ森本さんの魅力が垣間見えます。「コロナ禍のステイホーム期間はオンとオフのスペースを分けていたのですが、部屋が片付かなくなってしまって。今はテーブル1つで、仕事も食事もしています」というリビングが、おうちでの定位置だそう。
一転して、ベッドコーナーはペールピンクのカーテンをふんわりと掛けて可愛らしい雰囲気に。枕元には大切な思い出の品々を飾り、元気をチャージできる特別な空間になっています。

仕事に趣味に、楽しみが広がるテーマのあるコーナーづくり

【Living】
実家から譲り受けたル・コルビュジエの黒いLC2ソファと自作のテーブルという硬派な組合せに、IKEAのペンダントライトがやわらかさをプラス。ソリッドなステンレスボディが印象的なアイランドキッチンは作業しながらでも会話が広がるので友人とのホームパーティにも大活躍。

【DIY TABLE】
色合いやデザイン、サイズ…妥協したくないから自作!
ソファと合う高さのテーブルを探し求めても見つからず、森本さん自らが製作。理想どおりのオフホワイトの天板と細い脚はそれぞれオンラインショップで発見。

【FAVORITE SPACE】
帰宅したら迎えてくれる愛すべきとっておき
玄関から入ってすぐ目に留まる棚には「火事になったら真っ先に持ち出します(笑)」というお気に入りの本と、大好きだという恐竜アイテムを。

【SELECTED BOOKS】
本棚代わりのワイン箱にいつでも手に取りたい本を
仕事柄、毎月数十冊もの本を購入する森本さん。直近で読みたい本はワイン箱を利用した本棚に収納。「スペースが限られているので2カ月に一度は入れ替えて、読んだ本は思い切って手放しています」。

【ART
好きな街への思いがつまったアートたち
思い出がつまったアートをワンコーナーに集めて。以前住んでいた中目黒の地図パネルはオリジナルポスターが作れる「Mapiful」でオーダー。花の絵は、長期滞在していたパリを離れるときに行きつけだったバー店主から贈られたもの。

【BED】
ハッピーな気持ちになれるプライベートな空間
天井に設置したポールに布を掛けただけのお手軽カーテンは「リビングへの視界を遮ってくれるので、完全にリラックスできます」と森本さん。ご家族から贈られた恐竜オーナメントやペーパーチェーン、起業時のメモ、アンディ・ウォーホルのアートなど特別なものだけを飾って。

【DRESSER】
光が差し込むコーナーで一日のスタートを前向きに
「バストイレの空間をコンパクトにしたので、ドレッサーは明るい場所に設置して気分が上がるコーナーにしました」

【WITH GUESTS】
気楽に集まれるように日常使いのアイテムが活躍
いつでも人が集まれるように無印良品のスタッキングチェアを常備。グラスは買い揃えずとも、デザイン違いを並べる楽しさも◎。

【LIGHTING】
裸電球を吊るしただけで雰囲気ある照明に
あえてシェードなしの裸電球は真似したいアイデア。インダストリアルなインテリアにぴったり。

【PROFILE】
◼︎森本萌乃さん(MISSION ROMANTIC代表/Chapters bookstore 書店主)
大学卒業後、広告代理店へ入社してプランナーとして4年間勤務。2度の転職を経て、企業在籍中にMISSION ROMANTICを創業。まだ見ぬ本・気の合う誰かとの出会いを届ける月額制オンライン書店Chapters bookstoreを運営。

撮影/イマキイレカオリ 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc

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