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あなたもアウトかも!? ママが悩みがちな「しつけ」と「虐待」の違い

  • 2016.1.12
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【ママからのご相談】

日々3歳の娘の育児に励んでいます。しつけに関してママ友からよく「ちょっと厳しすぎるんじゃない?」と言われます。

言うことを聞かないと叩いたり、怒鳴ったりしてしまうこともたびたびあります。自分ではしつけのつもりですが、これって虐待になっているのでしょうか。自分自身どうしたら良いかわかりません。

●A. 虐待の根底には、育児不安やストレスがあります。

こんにちは、どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。

誰もが初めから育児を完璧にできるなんてことはまずあり得ません。試行錯誤を重ねながら、子どものお陰で母親になっていくのです。

その過程で戸惑いや不安はあることと思います。虐待としつけ、その境界線と根本の違いとはなにかを知っておきませんか?

●そもそも“しつけ”とは何かを考えましょう

子どもを産み、育てること……最初はママもパパも親初心者です。何がしつけで、どうすることが望ましいのかを分かって行える人はほんの一握りかもしれません。

しつけとは、子どもに社会性を持たせると共に自立させるために行う家庭内教育 のことをいいます。

大人の都合で物を言ったり、過度な期待を押し付けて責め立てるようなことは、しつけとしては不適切な行為。

子どもの発達の過程と段階を知った上で適切なしつけをしていくことが求められるのです。

ただ単に自分の感情を子どもにぶつけて従わせるのは、紛れもない虐待となり決して正当化されない行為なのです。

●主な虐待者は実母が6割と言う現実を知ってください

虐待のニュースが良くテレビで放送されていますが、実際のところ主な虐待者の6割が実母 なのです。

唯一頼れるパートナーが育児に非協力的であったり、職場でのトラブルを抱えていたり、自分の生活時間がなくストレスが大きいと、母親としての重圧に押しつぶされ何が正しいかがわからなくなってしまうのです。

正しい子育てがわからず育児不安に陥り、そのストレスや不安のはけ口が子どもへ向けられてしまうということが、現代社会では多く発生しています。

●ささいなことがキッカケで虐待が始まってしまいます

毎日のささいなことが、大きな育児不安へとつながって、その結果虐待のスイッチが入ってしまうことがあります。

また、親の価値観や教育方針といったものの押し付けによって、子どもの自主性を損ねてしまう ケースも多いようです。

こんな自分を誰か止めて……と泣きたくなるときはありませんか?

虐待という言葉だけかい摘んでしまうと重く非日常的な気がしますが、実はわたしたちの生活に身近な問題であるのです。

●一人で抱え込まず、理解してくれる人に話しませんか?

あなたには、これって虐待になってしまうのだろうかといった疑問や、育児のストレス、育児による不安感を話せる相手はいるでしょうか。

まずは心の苦しさを誰かに話して知ってもらうことからはじめませんか?

地域の電話相談やホットラインが必ずあるので、そちらを利用して虐待の根本にあるストレスや不安を取り除きましょう!

【参考文献】

・『これって子ども虐待ですか?』松原康雄・著

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

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