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「こっちです!」ニコニコして手を振る結婚相手の姿を見て安堵が<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.10.22

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。6歳で父親が急死した後、母親に見放され、叔父の養女にされたキヨさん。数年後に叔父が亡くなると、養母の暴言&嫌がらせが始まり、家事と畑仕事をひとりでやらされるなどずっと虐げられ続けてきました。大人になり、近所のおばさんからお見合いの話を持ちかけられたキヨさん。しかし、養母にめいっ子を一緒に連れて行くよう言われ、相手から断られてしまいます。「早く嫁いで家を出たい!」と願うキヨさん。1年後、ようやくその願いがかなうことに。縁談の相手は……。

キヨさんの相手は、養母いわく「田畑を3反歩も持っていて、しかも家付き」。姉も「別家だからお姑さんに気をつかうこともないわよ」と喜んでいて、キヨさんは「ようやく家を出られる!」と思いました。お見合いで会った相手を「いい人そう」と感じたキヨさん。縁談は無事にまとまり、2カ月後に婚礼をおこなうことになりました。

そんなある日、結婚相手の平吉さんから……。

結婚相手から映画の誘いが

こんにちはゆっぺです。

キヨは結婚相手の平吉から映画に誘われました。

「婚礼まで一度も顔を合わせないのも不安でしょうからって、気をつかってくださったんじゃないかしら」と喜ぶ姉。

お見合いすらせずに婚礼で初めて相手の顔を知ることも珍しくない時代だったので、デートの申し出はとてもありがたかったそうです。

映画当日、キヨがドキドキしながら待ち合わせ場所に行くと、「こっちです! 行きましょう」と呼んでくれた平吉。

ニコニコしながら手を振る平吉の姿を見て、キヨはとても安心したのでした。

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結婚相手は親が決めた時代。相手に会ってみて、いい人に感じたときの安堵感は大きかったでしょう。逆に、嫌な態度を取る人だったときのショックも、大きいものだったでしょうね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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