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【紅葉リポート2023】嵯峨野の顔☆「清凉寺(嵯峨釈迦堂)」の紅葉の様子をご報告!

  • 2023.10.22

「清凉寺」は光源氏のモデルとされる「源融」の別荘だった「栖霞観(せいかかん)」が前身で、庭園には美しい紅葉がいっぱいです。そんな「清凉寺」の紅葉の様子を伺ってきました。

「嵯峨野の顔」と称される清凉寺の仁王門

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「清凉寺」の仁王門は嵯峨野の中央に位置し、嵐山の渡月橋から北に向かってまっすぐ進むと正面にあらわれることから「嵯峨野の顔」と称されています。
二層二重門の雄々しい仁王門は、初層に仁王像、上層には十六羅漢像が祀られていて、その威厳に満ちた姿はまさに「嵯峨野の顔」と称されるにふさわしい仁王門です。

紅葉シーズンにおすすめしたい散策道

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清凉寺内の阿弥陀堂から霊宝館に向かう散策道には、たくさんの木々が立ち並び、四季折々の美しさを演出してくれています。
季節を問わず足を運びたくなる場所ですが、秋色が深まる紅葉シーズンは特におすすめしたい散策道です。

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紅葉の進み具合は、枝の先の葉がほんのり色づき、うっすら頬を赤めたような感じでした。
とても初々しく、微笑ましい気持ちに包まれるとともに、今後の紅葉の本格化にとても期待が持てる状況でした。

見所がいっぱいの清凉寺

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清凉寺には他にも見所がいっぱいで、特に本堂の「釈迦堂」には、清凉寺が「嵯峨釈迦堂」と呼ばれる所以となった「三国伝来生身釈迦如来像(国宝)」が安置されています。
こちらの像は「生身の釈迦」とも言われ、お釈迦様が37歳の時のお姿を模したものだと言われています。

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また本堂正面には「黄檗の三筆」の一筆、黄檗隠元(おうばくいんげん)による「栴檀瑞像(せんだんずいぞう)」の大額が掲げられています。
この大額をしたためた黄檗隠元こそが、インゲン豆を日本に広めた先達と云われていて、それが豆の名前の由来になっているのだそうです。
この大額からは荘厳な威厳を感じますが、こういう逸話を知ると、より一層、感慨深さが増すように感じます。

清凉寺の霊宝館特別公開

清凉寺では秋のこの時期に「霊宝館特別公開」が行われています。
国宝の「阿弥陀三尊像」をはじめ、数々の寺宝を霊宝館で観ることができます。
紅葉見物と併せて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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基本情報

<清凉寺(嵯峨釈迦堂)>
〒616-8447京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
電話(075)861-0343

<参拝時間>
9時~16時
※休み:なし
※ただし法要等行事の時は、拝観が出来ない場合があります。

< 拝観料>
一般:400円 中学生・高校生:300円 小学生:200円
※団体割引有り
※境内参拝自由
※御本尊の開扉は通例、毎月8日午前11時以降と4月・5月、10月・11月です。

<霊宝館特別公開>
4月・5月、10月・11月
本堂霊宝館共通券
一般:700円 中学生・高校生:500円 小学生:300円
駐車場(有料)
普通車800円(1日) バス2,000円(2時間)

アクセス

<京都バス>
京都駅より大覚寺行・清滝行にて嵯峨釈迦堂前下車

<市バス>
京都駅より28番嵐山大覚寺行嵯峨釈迦堂前下車
四条烏丸より91番太秦映画村大覚寺行嵯峨釈迦堂前下車
三条京阪より11番嵯峨山越行嵯峨小学校前下車

<電車>
JR:嵯峨嵐山駅下車北西0.5km
京福電鉄:京福嵐山駅下車北へ0.65km
阪急電鉄:阪急嵐山駅下車北へ2.5km

<駐車場(有料)>
当山東側(※清滝道よりお入りください)

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