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「自分で考えてよ!」息子の進まない宿題に、思わず激怒…。悩めるワーママの決断とは!?<親と宿題>

  • 2023.10.22

3児のママとして奮闘するオニハハ。さんの長男・イチくんは小学生。親として何よりも驚いたのが、自分が子どものころより圧倒的に多い宿題量。親がつきっきりでないとイチくんの集中力は続かず、かといって、下の子2人の世話も、夕食の準備も放棄できない……。しかも、夫は帰宅が遅く、頼ることもできません。

オニハハ。さんの長男・イチくんは、晴れて小学校に入学。

喜びもつかの間、オニハハ。さんは、自分が子どものころよりも何倍も多い宿題量に驚きます。

大人の私が宿題嫌いに…!?

フルタイムの会社勤めをしていたオニハハ。さん。

保育園に通っていたころは何とかなっていたものの、小学1年生のイチくんは気が散りやすく、ママがつきっきりでないと宿題が進みません。

けれど、下の子2人はかまってほしがるし、夕食の準備だってあります。

「一緒じゃなきゃわからないよ〜。ここは!? どうやるの!?」

「ちょっと待って……」

少しでも目を離すと、居眠りを始めてしまうイチくん。どうにか付き添っても、宿題はまだまだ終わりが見えません。

オニハハ。さんは、ついに心の中でつぶやきます。

「ああ……宿題、嫌だなぁ……」

下校から帰宅までの時間を過ごす学童にも宿題の時間はあるものの、あくまでも自由。それでも、どうにかこうにか、宿題を終えることができていました。

しかし、イチくんが小学2年生になると、宿題の量がまたドンと増加——。

下の子の相手をしながら家事をして、さらに宿題を教えるのは明らかに困難。ついつい、イライラが募ります。

「お母さん、忙しいんだから! ちょっとは自分で考えてよっ」

「わあああああ! お母さんが怒った〜」

怒鳴るオニハハ。さんに驚いたイチくんは、泣き出してしまいます。

「怒ったって余計にできなくなるだけなのに、宿題もまともに教えてあげられない……」

そのころ、ちょうどマンガ制作の収入が増えていたオニハハ。さんは勤務先の退職を決意。会社勤めをやめ、「これで宿題を見てあげられる」と安堵したのでした。

オニハハ。さんが驚いたように、近年、子どもの宿題量は増加傾向にあるようです。

その一方、子どもや親御さんだけでなく、先生の負担も考慮し、「宿題廃止」に動き出す学校もあるとか。宿題の有無や量は国ではなく、各学校の判断に委ねられているのです。

もしかすると、昔から大量の宿題を出していた学校もあったのかもしれませんね。皆さんの小学生時代の宿題量はどのくらいでしたか? 日々の宿題が多く、負担に感じた記憶はありますか?


著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。

ベビーカレンダー編集部

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