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「えっ、急に転勤?」ワンオペ育児と引っ越しの両立は無理…助けてくれたのはまさかの?

  • 2023.10.21
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息子たちが4歳と1歳のころの出来事です。第1子が生まれてから、4年半過ごしてきた思い出深い土地とお別れをすることになりました。突然転勤が決まったため、引継ぎで忙しい夫には頼れません。私ひとりで子育てと家事に加えて、引っ越しの荷造りをするバタバタな日々を過ごしていました。そして、引っ越しの数日前にアクシデントが起きたのです。

引っ越しを控えたタイミングでトラブル勃発!

毎日ワンオペ育児に励む中、夫の急な転勤で引っ越しをすることになった私。引っ越し作業が進まない中、長男が発熱しました。ワンオペ育児に慣れている私も「なんでこのタイミングで高熱!?」と、このときばかりは思わぬトラブルにお手上げ状態。長男の看病と手のかかる1歳の次男のお世話でバタバタです。夫も私も必死に荷造りを続けるも、なかなか終わりが見えませんでした。


そこで急きょ、業者さんに当日のお手伝いを相談することに。しかし、引っ越し日が3月中旬で繁忙期ということもあり、人手が足りないと断られてしまいました。

そして当日、荷造りが終わっていない状態を見た業者さんはあきれ顔で、現場には不穏な空気が流れます。しかし、経緯を説明すると「それは大変でしたね」と共感してくれました。そんなとき近所のママ友から、「引っ越しの準備は終わった? よければ今から手伝いに行くよ」というありがたい連絡が! 私はお言葉に甘えることにしました。駆けつけてくれたママ友は、引っ越しを何度か経験している大ベテラン。私よりもテキパキと荷物を箱詰めしていく姿は、まさに救世主のようでした。

出発時間までになんとかトラックへ荷物を積み終えた私たち。しかも手伝ってくれたママ友は、別れ際に「移動中に食べて」とパンの差し入れまでくれたのです。ママ友のやさしさや業者さんの懐の深さに、私は心から感謝の気持ちでいっぱいに。引っ越しや転勤は大変ですが、やさしい人たちに出会えるメリットもあります。そして、私もこの恩をまた他の誰かに返していけたらなと思ったのでした。

作画/ひのっしー


著者:水卜はな

ベビーカレンダー編集部

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