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編集後記「毎日を気持ちよく過ごす、100のこと」:きょうも“救助”しました。

  • 2023.10.21
最近救助したのは、陶芸家・安藤友香さんの作品。展示を訪れるたびに買い集めていましたが、最近、一番小さなものを中古マーケットでゲットしました。

きょうも“救助”しました。

今月の特集は「毎日を気持ちよく過ごす、100のこと」。明日からの暮らしを豊かにするためのティップスが詰まった1冊は、「いまのベターライフってどんなものだろう?」と改めて考える内容になりました。本当に100のトピックを集めましたので、ひとつでも生活に取り入れてほしい……という想いとともに、僕自身の暮らしの楽しみの話を。

趣味は器や花瓶を集めることです。各作家の展示はもちろん、地方在住作家のオープンスタジオにまで足を運びます。美しい陶器を見かけると、「本当に使うのか?」「しまうところはあるのか?」なんて冷静な心の声は聞こえなくなり、家に連れて帰ることになるのです(そして、なんだかんだ使いどころも見つかります)。

ネットショッピングはさすがにキリがないので控えていますが、フリマアプリなど、個人間の中古マーケットは別。特に好きな陶芸家の作品が出品されたらスマホに通知が来るようにしておいて(いまのところ3名)、それがどんな作品であれ、できるだけ購入。何らかの事情があって手放されることになってしまったものならば、せめて我が家で可愛がってあげたい……。そんな気持ちから、この買い物を勝手に“救助”と呼んでいます。

転売は絶対ダメ!なので、ものによっては価格交渉をして、適正な値段で手に入るよう粘ります。「円(適正価格)なら買いたい」と伝えると意外に応えてくれるもので、トラブルになったことはありません。むしろ価格をはっきり伝えて買う意志を示す方が……なんて交渉テクニックの話はまた今度。ときに、自分では選ばないテイストの作品を購入することになるものの、だからこそ知る新しい魅力もあって、“救助”が日々のささやかな楽しみになっています。

(本誌編集部/松崎彬人)

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