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【朗報】京都焼肉の名店が復活!烏丸御池に『焼肉 三吉』が帰ってきました!

  • 2023.10.21

裏寺町にあり、惜しまれつつ2020年に閉店した焼肉の名店「三吉」。常連さんが三吉の看板と味を引きつぎ、烏丸御池に新「三吉」をオープンさせました。

焼肉の名店「三吉」が帰ってきました!

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ビジネス街の烏丸御池エリア。三条東洞院の郵便局前に注目を集めるであろう焼肉店がオープンしましたのでご紹介します。

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その焼肉店は、郵便局の真向かい、カレーの名店カマルの横のビル地下1階です。同ビルの1階には、人気ラーメン店のセアブラノ神があったり、人気店の多いグルメなエリアでもあります。

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階段を下りて、店舗へ。

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2023年10月オープンの「和牛・焼肉・ホルモン 三吉本店」、みよしではなく、さんきちです。

店頭にはお祝いのお花がたくさん並んでいたました。関係者からの期待の表れですね。

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お店にのレジ上には、真っ黒の招き猫と年季の入ったそろばん。
さんきちという店名で、このセット。勘のいい方は、もうお気付きかもしれませんね。

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そう、裏寺町にあった老舗焼肉店「三吉」です。
2020年に大将の高齢化やコロナ禍ということもあり、惜しまれつつも60年の歴史に幕を閉じた名店。

当時の常連であった現店主が、三吉の味を復活させたいという一心で、ご家族や関係者に承諾を得て、当時のレシピを伺い、看板を引き継ぐことに。
祇園の焼肉店で修業をされ、念願の店舗オープンとなりました。

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当時の三吉は、煙もくもくの壁もすすだらけの店内でしたが、新三吉は無煙ロースター完備で、お仕事帰りや女性にも寄ってもらいやすい、きれいな店内になっています。
半個室、テーブル、カウンター席と、色んなシーンで使える店舗になりました。

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お肉のメニューはこちら。
和牛からホルモン、鶏豚まで、シンプルなメニュー構成。

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三吉の名物だった、きゅうりも復活です。

きゅうりのポリポリとした食感、旨味たっぷりのタレが絶妙。スタートにも箸休めにもあう最高の一品。懐かしい美味しさです。

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丁寧に下処理された生せんまい。ホルモン特有の嫌な感じはなく、良好な食感。味噌ダレがよくあいます。
お酒がすすみますよ。

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焼肉のスタートとは言えば、タンですよね。きれいなタンです。

お皿などは、当時のものではないのですが、似たようなお皿を選び使っているそうです。

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タンは安定の美味しさです。噛みしめるごとに、旨味が広がります。お好みでカットネギやレモン汁もどうぞ。

このロースターが優秀で、本当に煙が出ません。

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並のハラミは、漬けているタイプ。

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三吉の特徴と言えば、ジュレ状のトロっとしたタレ。
とろみがわかりやすいように、ちょっと傾けています。

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わりとさっぱりとしたタレで、お肉の脂との相性がバツグン。脂っぽさは消しつつ、お肉の美味しさを際立たせてくれるタレです。

懐かしい三吉の味で、ほっこりします。このタレを再現するために、相当の苦労をされたと思います。

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こちらは上ミノ。下処理も丁寧。

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きれいなサシがはいった和牛のザブトン。肩ロースに近い希少部位です。
赤身の旨味、甘い脂が特徴。おすすめの一皿です。

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貴重な国産ハラミ。独特の食感と旨味が美味しい。
ハラミ好きはぜひ頼んでくださいね。

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ぷりぷりのホソ。三吉ではひもとも呼びます。ホソも丁寧な仕事で、美味しさしかありません。
ホルモン好きは、マストオーダーです。

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お肉をたくさんいただいたので、〆に玉子かけごはんを。韓国のりが風味と塩味を、三吉きゅうりがさっぱり感と食感の変化を加えてくれます。
最後にしっかりと満腹に。三吉復活の懐かしい気持ちと、満足感でいっぱいになりました。

まずは復活というスタートラインにたったということで、様子を見ながら今後メニューの追加や変更があるとのことでしたので、楽しみです。

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特別に見せてもらったのですが、当時の大将が使っていた牛刀だそうです。包丁は料理人の魂ですから、店主は相当うれしかったそうです。
もらった時点では錆びたりして使える状態ではなかったのですが、研ぎや持ち手をなんとか交換して、きれいな状態に。店主の熱い思いを感じますね。

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当時の前掛けも頂いたそうで、年季も入っています。イラストも可愛いですね。

長年愛されてきた名店 三吉の味が3年ぶりに復活。三吉の味を守りつつも、店主のエッセンスを加えて、さらにいいお店になってほしいなと思います。

三吉ファンだった方、ぜひ足を運んでくださいね。

店舗情報

店名:和牛・焼肉・ホルモン 三吉本店
住所:京都府京都市中京区菱屋町33 珠光ビル三条 B1F
電話番号:075-606-4529
営業時間:18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:不定休
HP:https://sankichi3j.jp/

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