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『とにかく痛い…!』初めて性交痛を経験して気づいた“大切なこと”とは【医師監修】

  • 2023.10.20

パートナーとの性行為も、お互いのコミュニケーションが大切ですよね。 また、痛みや不安などは積極的にパートナーへ伝えることで、防ぐことができる可能性も……。 今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をクイズ形式でご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。 産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Dさんの場合……

初めての彼氏と性行為をしたときのことです。 私はとにかく緊張していましたが、彼は私に対する気遣いよりも、自分の気持ちが先走っていたように感じます。 私は全然準備ができていなかったのに、半ば無理やりで、とにかく痛かったです。 こんなに痛いとは知りませんでした。

どのようにして症状を改善しましたか?

彼氏と会わない間に、自然に回復しました。 しかし、会うとそうした流れになるのですが、その後の行為でも本当に痛くてしんどかったです。 このことは誰にも相談できませんでした。

ここでクイズです!

初めての性行為で焦った気持ちから、行為中に強い痛みを感じたというDさん。 その後Dさんは、時間を置いて自然回復したそうですが、この経験から気づいたことがあるようです。 さて、Dさんが性交痛を経験したことで、気づいた“大切なこと”とは、一体どんなことでしょう?

気づいたこととは……

「相手を傷つけてしまうのでは……」と思い、本音を我慢せずにきちんと伝えることが大事だと気づきました。 (38歳/女性)

正解は「本音を我慢せずにきちんと伝えることが大事」

Dさんは初めての性行為で、彼の気遣いを感じられず、とにかく痛かったそうです。 性に関する正しい知識をつたえるNPO法人ピルコンによると、『性的な行為への参加には、お互いの「したい」という“明確”で“積極的な意思表示”があることが大切』です。 『明確な同意を確認しないまました性行為は、相手は言葉では表現していなくても、本当は嫌で傷ついていたり、心のなかでモヤモヤを感じているかもしれない。性暴力だったかもしれない。』ことを心に留め、性的同意を確認することでお互いの信頼関係を深められるようにしましょう。 また「ムードを壊すかも」「嫌われてしまうかも」と恐れずに、嫌だと思ったら途中でも拒否してよい、自分自身を大切にしてよいということを覚えておきましょう。 もし痛みが継続する場合は、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」などの疾患が原因のことも。 婦人科医など専門家へ相談することも忘れずに。 今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。 ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 あなたの望まない、同意のない性的な行為はすべて性暴力です。ご相談は「8891」へご連絡を。 (MOREDOOR編集部)

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