インテリアも真似したい可愛いクッキー屋さん　hana（ハナ）@市川市

こんにちは。地域特派員のあずきミルクです。 あんなに暑く長かった夏も終わり、急に秋らしくなってきましたね。

さて、突然ですが、柚木沙弥郎（ゆのきさみろう）さんをご存知でしょうか？

先日、東京で行われた展覧会に行く機会があり、お恥ずかしい話、実は私はお名前を初めて知ったわけなのですが。柚木沙弥郎さんは、なんと御年101歳！！現役の染色家でいらっしゃるんです！

そして、染色のお仕事だけでなく、絵本、版画、グラフィックデザイン等、幅広いジャンルでご活躍とのこと。私もお名前は存知上げなかったものの、作品を拝見すると、どこかで見たことがある、懐かしい気持ちになりました。

今回、展覧会をきっかけにいろいろ調べていると、沙弥郎さんのお孫さんが市川市でクッキー屋さんを開いているということを知り、ぜひ行ってみたいと思い立ちました。

真っ赤な扉とシェードが印象的な「hanaクッキーと本とくらし」

京成線の国府台駅から住宅街を５分ほど歩いて行くと、ありました。 元々は2006年に市川真間で開店され、2023年春、現在の場所に移られたそうです。白い暖簾のイラストや文字にもほっこりしますね。

キュートな店内には、これまたキュートな品物がぎっしり。商品ひとつひとつのデザインが素敵で、また飾り方のセンスが抜群で、いくら見ていても飽きません。

白いテーブルの上にあるのは「hanaブック」

1Fはクッキーや焼き菓子、沙弥郎さんの作品集始め、関連書籍・絵本、カード、小物類。 また、不定期で発行の小冊子『hanaブック』も販売されていました。『hanaブック』というのは、シェアしたいことがあった時に不定期で発行している冊子なのですが、最近は100歳を超えられた沙弥郎さんの話題が中心になっているとのことです。

沙弥郎さんの絵本の世界から生まれたクッキー

イヌクッキー、ネコクッキー、ウサギクッキー、お散歩イヌクッキーなどなど、遊び心がいっぱいで、ひとつひとつとても洗練されたデザイン。それもそのはず、デザインはすべて沙弥郎さんなのです！

クッキーは、小麦粉、バター、砂糖、卵のシンプルな材料で、すべて手作業で仕上げられているそうです。そのため、一枚一枚表情が違っているというのも味わいになります。

プレゼントにぴったりなクッキーボックス

クッキーボックスのデザインも、もちろん沙弥郎さんです。プレゼントにはもちろん、自宅用にも購入したくなります。

お正月、お節句、クリスマスなど、季節ごとのクッキーも展開されています。この時季はハロウィンのクッキーが可愛くディスプレイされています。

目移りしちゃう焼き菓子やシュークリーム

小さなイートインスペースがあり、飲み物と一緒に頂くこともできます。

2Fへの階段を上ってみましょう

2Fにはくらしを楽しむグッズなどが置かれています。

沙弥郎先生のオリジナル作品、コラボ作品、他の作家さんの作品も展示販売されています。

こちらは94歳のおばあちゃまの手作り。暮らしに根ざしたとても温かみのある商品ですね。 『お美人さん』というネーミングも可愛らしいです。

2Fのイートインスペースの椅子の座面が可愛くて。思わずパチリ。

さて、食べるのがもったいない、秀逸なデザインのクッキー。もったいなすぎて食べられないままでいます。どうしましょう…もう少し眺めて楽しんでから頂きたいと思います♪

お散歩にも気持ちの良いこの季節。可愛い、美味しい、ほっこり、そして素敵なデザインを味わいに、皆さんもhanaさんを訪れてみませんか？